コスト削減、業務効率化を実現しつつ運用のPDCAの質が大幅に向上
リピート通販支援事業を展開し、マーケティングディレクターとして販売戦略から集客、継続率の向上といった幅広い支援をしている株式会社しくみと様。インハウスプラスのサービスを利用することでどのように業務を効率化し、データ活用に繋げることができたのか詳しくお伺いしました。
Contents
効果のポイント
- 週4〜5時間かかっていたデータ集計業務がほぼゼロに。
- データの精度が高く、チーム内の情報共有・報告がスムーズになった。
- 必要なデータが常に最新の状態で見れるため、施策結果の要因特定や改善の議論をすぐに始めることができ運用のPDCAの質が向上した。
インタビューにご協力いただいた方
株式会社しくみと
代表取締役 進藤 俊也様
インハウスプラスで支援させていただいた内容
Web広告のパフォーマンスを管理画面だけでなく、GA4やECカートの数値でリアルタイムに確認できる広告効果測定ダッシュボードを開発しました。
ご利用いただいたサービス
カスタムレポート・ダッシュボード開発
各企業のニーズに合わせて要件定義から実装までを手掛けるカスタマイズ開発サービスです。
広告データ集計のコスト削減、業務効率化を実現するために
事業概要、ミッションについてお聞かせください。
進藤様 売れる『しくみ』を創り出す当事者であること。ひとりでも多くのひとに、ひとつでも多く、商品・サービスを届ける『しくみ』を創り続けること。その『しくみ』に関わる人々をさらなる上のステージへ導くこと。
をミッションに掲げ事業会社様へリピート通販支援事業を展開しています。
具体的にはどのような支援をされていますか?
進藤様 地方に拠点を置く通販やEC展開の事業会社に特化して、販売戦略設計等のリピート通販事業のコンサルティングと、デジタルマーケティング支援を行っています。後者では、デジタル広告運用等の集客領域、既存顧客育成といったCRM領域でマーケティングディレクターというポジションとして、事業会社と支援会社の間に立つハウスエージェンシー型の参画スタイルが特徴です。
商材などクライアントの特徴などはありますか?
進藤様 美容健康に特化しています。特に地方で人手不足などが理由で担当者様が業務過多になりがちなところにディレクターとして参画し、何でも相談できる参謀のような立場で、担当者様の近い距離にいることを心がけています。自分が地方のクライアントに育ててもらったと思っているので少しでも恩返ししたいなと。
インハウスプラスのサービスを利用するきっかけとなった課題を教えてください。
進藤様 当時は、導入していた広告測定ツールの費用が高かったのと、広告データの集計をエクセルで毎月かなりの時間数割いていたのが課題でした。ランニングコストを削減したいのと、人件費をもっと収益に直結する業務に割り当てたいという方針を掲げていた矢先に、インハウスプラスさんに出会いました。
インハウスプラスのサービスを利用する決め手となったポイントはどこでしたか?
進藤様 他の広告ダッシュボードもいろいろと探しはしました。連携手法というかデータの反映が自動なのか手動なのかというのは選ぶ上での重要なポイントになりました。またカートやGoogleアナリティクスなど複数のシステムのデータを1か所で集約して効果測定を行えないかも検討したポイントです。その中で費用と自動連携できる媒体数のバランスが一番良かったインハウスプラスを導入することにしました。
あと一つ鮮明に覚えているのはまだ固まっていない要件をこんなことできますかということに対して、即日にできます、できませんがこれはできますというのをお答えいただいたのはカスタマイズの要件を組み立てるときに助かりました。
コスト削減、業務効率化を実現しつつ運用のPDCAの質が大幅に向上
インハウスプラスのサービスをどのように利用していますか?
進藤様 頻度としてはデイリーで朝チェックというのがマストになっていますし、クライアントだけでなく広告運用を行うパートナー会社にも権限を付与しチーム全員で広告ダッシュボードを同じものを毎日見ています。またダッシュボードを見ながら週次で会議を実施しています。この施策の結果ってどうですかねという時に、数字の実績をまとめますとなることがそもそもない状態。ダッシュボードを見ればすぐにわかる状態になっているので。同じ数字を見て同じ目線で話すことができるので会議ではすぐに要因特定して解決できている状態。運用のPDCAの質がダントツに違います。だいぶ変わりました。今となっては、「回せている」実感があります。
使い勝手や普段の運用はどうですか?
進藤様 普段の運用とかダッシュボードを使うオペレーションがけっこうシンプルでわかりやすいというのもあるかもしれません。サポートとのやりとりも現場に早期に任せることができたのも大きかったです。
インハウスプラスのサービスを利用してどのような効果がありましたか?
進藤様 ダッシュボード導入前は進捗管理表をエクセルで長らく集計していたんですね。各広告媒体のコストやCVをひろい、広告効果測定ツールからCVをひろい手動でエクセルに入力していくというのを毎週毎週やっていました。一人が3時間くらいかけて入力して私のチェックを経てトータルで4〜5時間を毎週かけていたのがほぼなくなったのはけっこうインパクトありましたね。
クライアントからいただく声もありますか?
進藤様 データの精度の高さはクライアントからも評価は得られますね。媒体計測値がカート計測の実際の受注数と比べて多いってことはよくあると思うんですけど、それが精度が高いのでこれが実測値に近いですよとこちらも言えるんですよね。なので社内でそのまま報告してもらえるのでクライアントも手間がかかっていないらしいんです。
データを基にした支援を進めていきたい
今後のデータ活用の展望をお聞かせください。
進藤様 施策ベースのLTVやROAS、定期継続率をより精緻に評価していきたいと思っています。すでに広告データとGA4のデータ、カートデータなど複数データを活用するトライアルを行なっていて、 より効果的な集客や既存顧客育成施策につなげていきたいです。客観的な判断ができるデータを十分に活用することで、属人的ではなく、根拠をもったマーケティング活動を推進できるようなプロダクトを創っていくことと、そのプロダクトがデジタルリテラシーの格差埋める一助となり、チーム一体となって事業成長を叶えていけるような組織運営をしていきたいですね。
インハウスプラスのサービスはどのような方にお勧めできますか?
進藤様 実はすでに紹介はしていて、特に支援会社側の広告運用会社へこれまで紹介することが多かったです。同じような課題を抱えているデジタル広告の支援や運用を行なっている方にはお勧めできると思います。自動連携できる媒体の中で運用している場合はツールを変えて自動連携できる媒体を増やすことがそのまま支援の選択肢を増やすことになるんじゃないかと話しています。
Looker Studioを使ったカスタマイズ開発ならインハウスプラス
インハウスプラスでは、テンプレートの提供に加えて、各企業様のニーズに合わせて要件定義からシステム実装までを手掛けるカスタマイズ開発を多数行っております。一般的なレポートツールでは対応できない要件のものも、高機能かつ無料のLooker Studioをフル活用することで、既存のシステム開発会社やBI開発会社よりも圧倒的にリーズナブルな料金で対応可能です。まずはお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。
様々なデータソースに対応
- GA4
- サーチコンソール
- Web広告(33種類以上に対応)
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- Googleビジネスプロフィール(MEO)
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多くの開発実績があります
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- 単品通販企業向けWeb広告とカートシステムを統合したマーケティングROI管理ダッシュボード(チャネル別のLTVやROASを可視化)
など多数
DeNAのデジタルマーケティング責任者として年間450億円を超えるECプラットフォームのマーケティングを担当。2014年に独立し、上場企業から資金調達後のスタートアップまで様々な企業のデジタルマーケティングのプロジェクトに関わり見識を広げた後、2018年3月に株式会社CALLOSUMを創業。