【テンプレート付】Meta広告(旧Facebook広告)レポート作成ガイド|Looker Studioでかんたん自動化
この記事では、Meta広告レポートを効率的に作成したい方に向けて、Meta広告レポートで押さえるべきポイント、管理画面を使ったレポート作成方法、Looker Studioを活用してMeta広告レポートを自動化する方法を分かりやすく解説します。さらに権限を付与するだけで使える便利なMeta広告レポートテンプレートもご紹介するので、レポート業務に時間が使えない方はぜひご活用ください。
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Meta広告レポートをLooker Studioでかんたん自動化
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プロ仕様の高品質なMeta広告レポートが作成できる「Meta広告レポート」
誰でもかんたんにMeta(旧Facebook・Instagram)広告レポートをLooker Studioで自動化できる広告レポートです。クリエイティブレポートを含む全13種類の事前定義(プリセット)レポートで様々なレポートニーズに対応。レポートは権限付与するだけ1営業日で高品質なレポートが届き、レイアウトやデータ項目のカスタマイズも自由自在。コンバージョン選択可能。代理店様向け手数料のマージン設定にも対応。
【サブスク版】Meta(旧Facebook)広告レポート for Looker Studio(0002)

Meta広告と他の広告媒体データを一元化できる「Web広告レポート」
誰でもかんたんに33種類以上の広告媒体データをLooker Studioに一元化して自動化できるWeb広告レポートです。全89種類の事前定義(プリセット)レポートで様々なレポートニーズに対応。レポートは権限付与するだけ1営業日で高品質なレポートが届き、レイアウトやデータ項目のカスタマイズも自由自在。代理店様向け手数料のマージン設定にも対応。
【サブスク版】Web広告レポート for Looker Studio(0009)

Contents
Meta広告レポートで押さえるべきポイント
Meta広告レポートにどの項目を入れるかはもちろん各社のMeta広告の目的や戦略によって異なりますが、共通して誰もが確認すべきポイントも存在します。ここではそれらのポイントをレポートの種類と項目に分けて解説します。
Meta広告レポートの種類
- サマリレポート:重要な指標を一つのページにまとめ、全体像を確認します。
- 月別レポート:各KPIが月別でどう推移したかを確認します。運用型広告は近視眼的になりがちですが、月別レポートがあることで常に現状を俯瞰できるようになります。
- 日別レポート:各KPIが日別でどう推移したかを確認します。施策の前後でどのKPIがどう変化したかを細かく確認できます。
- キャンペーンレポート:キャンペーン別のパフォーマンスを確認します。
- 広告セットレポート:広告セット別のパフォーマンスを確認します。
- クリエイティブレポート:バナークリエイティブ別のパフォーマンスを確認します。
- リンク先URLレポート:ランディングページ別のパフォーマンスを確認します。
- デバイスレポート:デバイス別のパフォーマンスを確認します。
- ユーザーレポート:年齢と性別ごとのパフォーマンスを確認します。
- 地域レポート:都道府県別のパフォーマンスを確認します。
- 時間帯レポート:時間帯別のパフォーマンスを確認します。
Meta広告レポートの必須項目として入れたいKPI指標
各レポートの指標には、以下の項目を網羅するようにしましょう。
費用
利用した広告費です。広告代理店が運用を行なっている場合は、この費用に運用手数料を含めるかどうか事前に取り決めをしておきましょう。
表示回数
ユーザーに広告が表示された回数です。インプレッションとも呼びます。
CPM(インプレッション単価)
ユーザーに広告を1,000回表示するのにかかった平均費用です。費用÷表示回数×1,000で算出されます。例えば表示回数が10,000回で費用が50,000円の場合、CPM(インプレッション単価)は、5,000円です。
CTR(クリック率)
表示された広告をユーザーがクリックした比率です。広告クリエイティブ(バナーやテキスト見出し)の良し悪しを判断する際に参考にします。クリック数÷表示回数で算出されます。例えば表示回数が1,000回でクリック数が5回の場合、CTR(クリック率)は0.5% です。
(リンクの)クリック数
ユーザーが広告のリンクをクリックした回数です。Meta広告には、リンククリックとすべてのクリックの2種類ありますが、広告レポートではリンクのクリックを利用しましょう。
(関連記事)
CPC(クリック単価)
1クリックを獲得するのにかかった平均費用です。費用÷クリック数で算出されます。例えばクリック数が100回で費用が50,000円の場合、CPC(クリック単価)は、500円です。
CVR(コンバージョン率)
広告のクリックからユーザーがコンバージョンした比率です。コンバージョン÷クリック数で算出されます。例えばクリック数が100回でコンバージョンが2件の場合、CVR(コンバージョン率)は、2%です。
コンバージョン(結果)
ユーザーが広告をクリック(または閲覧)した後、広告管理画面でコンバージョン(結果)と定義したユーザー行動の数です。コンバージョン(結果)には、商品の購入・お問い合わせ・会員登録・資料請求などさまざまなユーザー行動を設定することができます。ECサイトの場合、コンバージョン値を設定すれば、コンバージョンの数だけでなく売上も把握することができます。
CPA(コンバージョン単価)
1コンバージョンを獲得するのにかかった平均費用です。費用÷コンバージョンで算出されます。例えばコンバージョンが5件で費用が50,000円の場合、CPA(コンバージョン単価)は、50,000円です。
ROAS
かけた広告費に対してどれだけ売上が上がったかを表す指標です。ECサイトでコンバージョン値を設定していれば、コンバージョン値÷費用で算出されます。例えばコンバージョン値が500万円で費用が100万円の場合、ROASは、500%です。
データの更新頻度
レポートの項目としてはこれでほとんどの場合十分ですが、項目と同じくらい重要なのが更新頻度です。Facebook広告の効果を改善するポイントは、日々データを確認しながら改善を繰り返すことになるため、データは必ず毎日更新するようにしましょう。
Meta広告管理画面のレポート作成方法
Meta広告レポートを広告マネージャーで確認する方法
Meta広告があらかじめ用意しているレポートを使えば、ゼロから設定する必要なく、すぐにレポートを作成できるので、初心者の方にオススメです。また、項目に過不足があれば、項目をカスタマイズすることもできます。
1. Meta広告マネージャを開く
2. 右上の「レポート」を選択し、標準レポートの中から好きなレポートを選択する

3. 選択したレポートが表示されます
今回は、例として広告セットレポートを作成してみました。

Meta広告レポートの基本的な使い方と操作方法
項目をカスタマイズする
レポートの項目に過不足があれば、追加や削除も可能です。画面右側のメニューの中から必要な項目を選択しましょう。なお、内訳は年齢や性別のような分析軸(ディメンション)で、指標はリンクのクリックやリーチのような指標です。

カスタマイズしたレポートを保存する
カスタマイズした標準レポートは、名前を変更して右上の「保存」を選択すれば、保存することができます。

保存したレポートを開く
ビジネスマネージャを開き、ビジネス設定の右上の三本線>広告レポートを選択します。

すぐに保存したレポートの一覧が表示されます。

レポートをダウンロードする
「エクスポート」を選択すると、以下3種類のフォーマットの中からデータをダウンロードすることができます。
- フォーマット済みデータ表(.xlsx)
- 未加工データ表
- CSV(.csv)

レポートをURLで共有する
「シェア」を選択すると、レポートを共有したいメンバーにURLで共有することもできます。
- 社員とシェア:対象の広告アカウントにアクセスできるユーザーのみ閲覧や編集が可能です。※ログイン必須
- 他の人とシェア:オンにするとアクセス権がないユーザーにもレポートが共有できます

Meta広告レポートの作成を自動化する方法
Meta広告レポートを実際にクライアントや社内に提出する場合は、読み手が見やすいようにレポートのフォーマットを整える必要があります。
毎回管理画面からデータをダウンロードして、レポートを作成する方法では手間がかかってしまうので、定期的にレポートを作成する必要がある場合は、レポートの自動化を行いましょう。
ここでは、Meta広告レポートを自動化する方法とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
広告レポート自動化ツール
インハウスプラスなどの広告レポート自動化ツールは、複数の広告媒体のレポートを自動化してくれるツールです。クリエイティブレポートが必要な方、複数のWeb広告を横断したレポートが必要な方は、広告レポート自動化ツールがおすすめです。
メリット
- 複数の広告媒体のレポートを自動化できること
- クリエイティブレポートが作成できること
デメリット
- ツールを使いこなすのに時間がかかること
- 費用がかかること
インハウスプラスなら誰でもかんたんにMeta広告レポートを自動化できます
インハウスプラスの【サブスク版】Meta広告レポートテンプレート for Looker Studio(0002)なら、Meta広告アカウントの権限を付与するだけで1営業日でMeta広告レポートが完成します。無料トライアルもご用意しているので、ぜひお試しください。
Looker Studio(旧データポータル)
Looker Studioは、レポート作成やモニタリングを自動化し、関係者と簡単に共有できるGoogleが提供する無料で高機能なBIツールです。
メリット
- 無料で見やすいレポートを簡単に作成できること
デメリット
- 操作は簡単だが、ゼロベースでレポートを作り始めると一定の時間がかかること
- Faceboo広告は無料コネクタが用意されていないため、別途データ取得の仕組みを作る必要があること。
インハウスプラスなら誰でもかんたんにMeta広告レポートをLooker Studioで自動化できます
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便利なMeta広告Looker Studioレポートテンプレート一覧
ここから便利なMeta広告レポートテンプレートをご紹介します。管理画面からデータをダウンロードし手動でスプレッドシートを更新して、そのデータをLooker Studioに繋げれば、デモレポートを参考にご自身でも作成できます。
一方、ご自身でゼロから仕組みを構築する場合は最低10時間以上の時間がかかり、また日々のデータ更新も必要です。また肝心なクリエイティブレポートは作成できないため、時間を有効に活用したい方はぜひインハウスプラスの【サブスク版】Meta広告レポートテンプレート for Looker Studio(0002)をご利用ください。レポートは権限付与するだけ1営業日で完成レポートが届き、カスタマイズも自由自在です。
サマリレポート
すべてのKPIを一つのページで確認できるサマリレポートです。KPIサマリに加え、各キャペーン別の実績を確認できます。
月別レポート
各KPIが月別にどう推移したかを確認できる月別レポートです。運用型広告は近視眼的になりがちですが、月別レポートがあることで常に現状を俯瞰できるようになります。表で細かい数値を確認しながら、チャートで全体のトレンドを把握できます。
日別レポート
各KPIが日別でどう推移したかを確認できる日別レポートです。施策の前後でどのKPIがどう変化したかを細かく確認できます。月別レポートと同じく、表で細かい数値を確認しながら、チャートで全体のトレンドを把握できます。
キャンペーンレポート
キャンペーン別のパフォーマンスを確認できるキャンペーンレポートです。Facebook広告で最も上位の階層がキャンペーンになるので、まずはキャンペーン別の効果を俯瞰して分析した上で、次に紹介する広告セットやクリエイティブへ深掘りしていきましょう。
広告セットレポート
広告セットごとのパフォーマンスを確認できる広告セットレポートです。
リンク先URLレポート
ランディングページ別のパフォーマンスを確認できるリンク先URLレポートです。
広告クリエイティブレポート
ディスプレイ広告のクリエイティブバナー別のパフォーマンスを確認できる広告(ディスプレイ)レポートです。
デバイス別レポート
デバイス別のパフォーマンスを確認できるデバイス別レポートです。
ユーザーレポート
年齢・性別ごとのパフォーマンスを確認できるユーザーレポートです。
地域別レポート
都道府県別のパフォーマンスを確認できるユーザーレポートです。
時間帯別レポート
時間帯別のパフォーマンスを確認できるユーザーレポートです。
Meta広告レポートに関するよくある質問
Meta広告のデバイス別や年齢別、地域別の結果(コンバージョン)が表示されません
2021年4月以降、アップルが発表したiOS14.5の影響により「プラットフォーム別」「デバイス別」「年齢別」「性別」「地域別」でのコンバージョン数の内訳が取得できなくなりました。なお、インプレッションやクリック数などは取得できます。
導入社数2,000社突破!誰でもかんたんに使える高品質なWeb広告レポートならインハウスプラス
初期設定不要で月額4,980円から、Web広告レポートをLooker Studio(&スプレッドシート)で自動化できます。お客様の作業は、インハウスプラスに対象アカウントの閲覧権限を付与するだけで、1営業日以内に完成したレポートが届き、その後は毎日自動でデータが更新されます。レポートの内容もお客様側で自由にカスタマイズ可能で、分からないことがあれば無料のテクニカルサポートにいつでも相談できます。
複数の媒体を一元化できる横断レポート
各媒体に特化した単体レポート
Looker Studioを使ったカスタマイズ開発もお任せください
インハウスプラスでは、テンプレートのご提供だけでなく、企業様ごとに異なるご要望に合わせて、要件定義(必要な機能や内容を整理する作業)からシステムの構築までを一貫して行うカスタマイズ開発も多数ご対応しています。
一般的なレポート作成ツールでは対応が難しいようなご要望でも、Googleが提供する無料のBI(ビジネスインテリジェンス)ツール「Looker Studio」を最大限に活用することで、既存のシステム開発会社やBI専業会社と比べて、大幅にコストを抑えてご提供することが可能です。
「自社専用のレポートシステムを作りたい」「既存のデータをもっと見やすく整理したい」といったご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。担当者より丁寧にご案内いたします。
様々なデータソースに対応
インハウスプラスでは、さまざまなデータソースと連携し、レポートやダッシュボードの自動化を実現しています。以下のようなツールやサービスに対応しています:
- GA4
- サーチコンソール
- Web広告(33種類以上に対応)
- InstagramやFacebookインサイトなどのソーシャルメディア
- Googleビジネスプロフィール(MEO)
- SalesforceなどのSFA(営業支援)・CRM(顧客管理)ツール
- ECカートシステム
- その他、基幹システムや社内データとの連携も可能
豊富な開発実績があります
インハウスプラスでは、さまざまな業種・業態の開発実績があります。以下は、実際にご提供しているダッシュボードの一例です。
- Webメディア運営企業様
Web記事ごとの売上への貢献度を見える化するコンテンツ管理ダッシュボードです。どの記事がどれくらい売上に貢献しているかを明確に把握できます。 - BtoC向けアプリ運営企業様
アプリの利用状況や売上などを一元管理できる、経営・ビジネス視点での分析が可能なダッシュボードです。アプリの成果を数字で確認しやすくなります。 - BtoB向けWebサービス運営企業様
Web広告とSalesforce(営業支援ツール)のデータを統合し、マーケティングの投資対効果(ROI)を管理できるダッシュボードです。広告チャネルごとに、リード(見込み顧客)や商談・受注にかかったコスト、効果(ROAS:広告費用に対する売上)をリアルタイムで把握できます。 - 広告代理店様
クライアントへの報告に活用できる、自社ブランドのオリジナルWeb広告レポートです。Looker Studioで作成し、見た目や項目も自由にカスタマイズできます。 - 単品通販企業様
Web広告とカートシステム(ECサイトの購入データ)を連携し、チャネルごとのLTV(顧客生涯価値)やROASを可視化できるマーケティング管理ダッシュボードです。どの広告から来たお客様が、どれくらいの売上を生んでいるかが一目でわかります。
このように、お客様ごとに最適なレポートやダッシュボードをご提案・開発しております。
「こんなことはできる?」「自社データも連携できる?」といったご相談も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
DeNAのデジタルマーケティング責任者として年間450億円を超えるECプラットフォームのマーケティングを担当。2014年に独立し、上場企業から資金調達後のスタートアップまでさまざまな企業のデジタルマーケティングのプロジェクトに関わり見識を広げた後、2018年3月に株式会社CALLOSUMを創業。