[Looker Studio] IMAGE関数の使い方と活用例 | 計算フィールド

[Looker Studio] IMAGE関数の使い方と活用例 | 計算フィールド

この記事では、Looker StudioおけるIMAGE関数の使い方とその具体的な活用例についてわかりやすく解説します。Looker Studioで利用できる関数を活用して、データを加工し可視化しましょう。

IMAGE関数はLooker Studioのレポートに画像を表示させるための関数です。また関連して関数を利用しない画像の表示方法やIMAGE関数を応用したレポートもご紹介します。

Looker Studioの計算フィールドとは?

Looker Studioの計算フィールドは、既存の項目をもとに演算子(足し算・引き算・掛け算・割り算など)、関数や正規表現を使って、独自の項目を作成し、レポートに使える便利な機能です。

インハウスプラスでは、この記事でご紹介する関数以外にもLooker Studioの計算フィールドで使える関数をひとつずつ分かりやすく事例付きで解説しています。Looker Studioの関数ブログ一覧に随時アップしていますので、ぜひご覧ください。

またLooker Studioの基本的な使い方は、「Looker Studioの使い方」を参考にしてください。Looker Studioは無料でさまざまなデータソースと接続し分かりやすいレポートが作成できるとても便利なツールなので、積極的に活用していきましょう。

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IMAGE関数とは

IMAGE関数は、URLを画像としてレポートに表示させるための関数です。そのため表示することができる画像はURLがある画像に限定されます。商品画像やロゴ、サムネイルなど外部から取得した画像URLをレポート内に直接表示します。

構文

IMAGE関数の構文は以下の通りです。

IMAGE("画像URL" , "代替テキスト")

  • "画像URL"に表示させたい画像を指定します。
  • "代替テキスト"は任意の項目です。画像が表示されない、見れない時の説明文として使用されます。

IMAGE関数の利用注意点

グラフの種類の指定

画像はグラフの形式が表の時にしか表示できません。

画像拡張子の指定

画像を表示するためには画像の拡張子がjpgである必要があります。pngなどは表示できないためご注意ください。

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IMAGE関数の使い方

IMAGE関数を使用するためには、Looker Studioで計算フィールドを作成する必要があります。計算フィールドの作成方法にはデータソースの計算フィールドとグラフ固有の計算フィールドの2種類があります。この記事ではデータソースの計算フィールドで作成しますが、それぞれの違いの詳細についてはデータソースの計算フィールドとグラフ固有の計算フィールドの違いをご覧ください。

GA4のデータソースには画像URLが存在しないため、今回はスプレッドシートで作成したサンプルデータの利用例を紹介します。記事の後半ではGA4のデータと連携した利用例もとりあげます。

利用例:Looker Studioでブログのサムネイル画像を表示する

まず以下のスプレッドシートを作成し、Looker Studioのデータソースを作成します。

A列には表示させたい画像URL、B列に任意の代替テキストを入力しています。C列のpage pathは別の利用例でGA4データと連携させるために使います。

IMAGE関数を利用するためのスプレッドシートを作成
引用:スプレッドシート

次に作成したデータソースで以下のように計算フィールドを設定します。

画像を表示するIMAGE関数の計算フィールド設定
引用:Looker Studio

①フィールド名:任意のフィールド名を入力してください。

②計算式:IMAGE(imageURL, alt)

③保存:入力が完了したら保存をクリックします。

以下のようにサムネ画像というフィールドができました。

画像を表示するIMAGE関数を設定したフィールド
引用:Looker Studio

作成したフィールドをレポートで使用します。以下のようにLooker Studioのレポートを設定するとサムネ画像が表示されます。

IMAGE関数を利用して設定した画像を表示
引用:Looker Studio

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IMAGE関数を利用せずに画像を表示する方法

画像を表の中で使って他のディメンションや指標と組み合わせたい場合はIMAGE関数を利用する必要がありますが、レポートの中にただ画像を表示させたい場合は別の方法があります。

まず以下の画像のメニューを選択します。

レポートに画像を挿入する
引用:Looker Studio

画像のURLを入力して挿入をクリックします。

挿入する画像を指定する
引用:Looker Studio

すると以下のように画像が表示されました。

画像を表示する
引用:Looker Studio

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画像とGA4のデータを連携して表示する方法

複数のデータソースを統合して一つのグラフを作成できる統合データソースを利用すると、IMAGE関数を使用したデータソースとGA4のデータソースを連携させて以下のような表を作ることもできます。

GA4データと連携して画像を表示させる
引用:Looker Studio

ここでは画像URLを読み込んだスプレッドシートのpage path列とGA4のページパスのディメンションを紐づけて統合データソースを作成しています。これにより画像に対応するページの表示回数を表に追加できました。この方法で、例えばブログのサムネイルと表示回数を可視化するなど視覚的にもわかりやすい表を作成することもできます。

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関連するLooker Studio公式ドキュメント

Looker Studio公式ヘルプ:計算フィールドについて

Looker Studio公式ヘルプ:関数リスト

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インハウスプラスでは、さまざまなニーズに応えるカスタマイズ可能なLooker Studioレポートテンプレートを提供しています。これらのテンプレートを活用することで、既製のテンプレートをベースに必要な部分のみをカスタマイズするだけで、ゼロからレポートを作成するよりもはるかに短時間で高品質なレポートが作成できます。

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GA4レポート(61ページ)

【買い切り版】GA4 月次レポートテンプレート for Looker Studio(4007)

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SEOレポート(19ページ)

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Google広告レポート(20ページ)

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Web広告・SNSレポートはサブスクリプションプラン

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※通常Web広告やSNSレポートをLooker Studioで自動化するには、データ取得・更新のためのシステム開発(媒体APIを利用したデータ取得やBigQueryなどのデータベースの保守運用)が必要です

Web広告レポートを
Looker Studioで自動化

【サブスク版】Web広告レポート for Looker Studio(0009)

Web広告レポート for Looker Studio(0009)

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広告効果測定を自動化

【サブスク版】Web広告×GA4レポート for Looker Studio(0013)

広告効果測定レポート(Web広告×GA4CV)(0013)

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Instagramレポートを
Looker Studioで自動化

【サブスク版】Instagramインサイト報告用レポート for Looker Studio(0010)

Instagramインサイトレポート for Looker Studio(0010)

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インハウスプラスでは、テンプレートの提供に加えて、各企業様のニーズに合わせて要件定義からシステム実装までを手掛けるカスタマイズ開発を多数行っております。一般的なレポートツールでは対応できない要件のものも、高機能かつ無料のLooker Studioをフル活用することで、既存のシステム開発会社やBI開発会社よりも圧倒的にリーズナブルな料金で対応可能です。まずはお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

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