Googleデータポータルのレポートにグラフを追加する方法
連携したデータを視覚化し、効果的な情報の管理・共有に適したレポートを作成するためには、Googleデータポータル上でグラフを始めとするコンポーネント（構成要素）を追加・編集する必要があります。
このページでは、Googleデータポータルのレポートにグラフを追加する方法、およびグラフのプロパティを編集する手順についてご説明します。
１．レポートにグラフを追加する
データポータルのレポート画面を開き、右上にある「編集」をクリックすることで、グラフの追加・変更が可能となる編集画面に移行します。
上部のツールバーのうち「グラフを追加」をクリック。
追加可能な図表の一覧から、新規に挿入するグラフを選択します。
グラフを作成したい場所にマウスカーソルを移動し、クリックすることでグラフがレポートに追加されます。
追加したグラフが見えやすいように、もとから配置されているグラフを一度削除したうえで、円グラフを追加してみました。
作成したグラフは、移動させたり拡大・縮小したり、レイアウトの希望にあわせて自由に配置できます。
２．グラフのプロパティを編集する
Googleデータポータルの編集画面では、グラフに反映するデータの変更、スタイル・カラーなどグラフデザインの変更が可能です。
ここでは、画面中央にある「ページビュー数」を示す棒グラフを、右隣にある「ページ/セッション」の折れ線グラフと同じものに変更していきます。
画面中央にある「ページビュー数」の棒グラフを選択し、画面右側に表示されている「データ」より、「指標」の項目を選択。
棒グラフの「指標」は、ここでは「ページビュー数」となっているため、これをクリックします。
下記画面の赤枠内に、選択可能な項目の一覧が表示されるので「ページ/セッション」を選びます。
一連の操作により、ページビュー数を示していた棒グラフが「ページ/セッション」を示す棒グラフに変更されました。
つぎに、画面右側にある「スタイル」より、系列1の項目にある「折れ線」へチェックを入れます。
「折れ線」を選択することで、棒グラフは折れ線グラフへ変更され、右隣にある「ページ/セッション」の折れ線グラフと、全く同じグラフに変更されました。
このほか、「スタイル」の項目を操作することで、グラフのカラーを変更したりグリッド線を付与したりといった操作も可能です。
３．他のコンポーネントをレポートに追加する
Googleデータポータルで作成したレポートには、データを反映したグラフ以外にも複数タイプのコンポーネントを追加できます。
- 閲覧者が操作可能なコンポーネント
- 装飾を目的としたコンポーネント
- 外部コンテンツの埋め込み
グラフを含む全コンポーネントは、具体的に以下の通りです。
一例として、コンポーネントのうち「URLの埋め込み」を利用し、Googleデータポータルのレポートに当社のサイトを張り付けていきます。
まずは「挿入」から「URLの埋め込み」を選び、グラフの追加と同じようにコンポーネントを挿入したい場所でクリック。
サイズや位置を調整したのち、画面右側にある「URLの埋め込みのプロパティ」にあるURL記入欄へ、当社のURLをペーストします。
すると、以下画面のように、当社のサイトが表示されました。
あとは「スタイル」の項目から背景・枠線の色を設定すれば、設定は完了です。
画面右上にある「ビュー」ボタンをクリックすることで、編集画面が終了されて通常の閲覧モードに切り替わります。
今回、左側に追加したスマホレイアウトの当社サイトは、ブラウザで閲覧しているときと同様にスクロール・クリックができます。
このほか、多数用意されているコンポーネントを活用することで、より多機能なレポートを作成可能です。
最後に
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