Googleデータポータルでスプレッドシートのレポートを作成する方法
はじめに
さまざまなデータを簡単にグラフ化することができる「データポータル」。ここでは、データポータルでGoogleスプレッドシートのデータを可視化する方法を分かりやすく解説していきます。大まかなステップは次のとおり。
- Googleスプレッドシートと連携
- レポートの作成
では、さっそく行っていきましょう。
ステップ1|Googleスプレッドシートと連携
Googleスプレッドシートのデータをデータポータルでグラフ化するためには、まずGoogleスプレッドシートと連携させてあげる必要があります。連携は以下の手順で行います。
1.データポータルへログインし画面左上の [作成] を選択
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image2-1024x373.png)
2.いくつか選択肢が表示されるため、ここで [データソース] を選択
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image12-2-1024x364.png)
3.データポータルでデータを可視化することのできるサービス一覧が表示されます。ここで [Googleスプレッドシート] を選択します。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image13-1024x389.png)
4.次のような画面が表示されたら、対象のスプレッドシート > 対象のシート > [接続] の順に選択します。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image15-1024x421.jpg)
5.このような画面が表示されたら、無事接続完了です。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image7-2-1024x288.png)
上記画面ではフィールド名やデータタイプ(テキストなのか数値なのか等)を編集することができます。例えば、フィールドの「月」を「Month」に変更することが可能です。
また、画面上の「データの認証情報」では、データソースへのアクセスに誰の認証情報を設定するか?を選択することができます。基本的にはデフォルト(オーナー)のままでいいでしょう。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image7-1-1024x262.png)
ステップ2|レポートを作成する
では次に、これらのデータを基にレポートを作成していきましょう。レポートの作成は以下の手順で行います。
1.先ほどの画面から右上の [レポートを作成] を選択
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image5-2-1024x292.png)
2.ポップアップ画面の [レポートに追加] をクリック
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image8-2-1024x436.png)
3.[グラフを追加] からグラフを追加しレポートを作成する
※「挿入」タブからでもOK
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image10-2-1024x585.png)
例えば年ごとの平均気温をグラフ化したい場合は、以下の順序で設定することができます。
3.1. [グラフを追加] から棒グラフを選択
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image1-2-1024x676.png)
3.2. 右側のデータ編集画面より指標を編集
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image4-1-1024x442.png)
今回はディメンションを「年」、指標を「平均気温」に設定しました。ちなみに、項目横のアイコンからは集計方法を編集することができます。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image3-3.png)
また、「挿入」タブを使用すればテキストや画像も挿入することができます。
4.レポートを共有またはダウンロードする
作成したレポートは画面右上の [共有] から共有またはダウンロードすることができます。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image9-2-990x1024.png)
ダウンロードしたレポートはPDF形式で閲覧することができます。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image11-2-1024x668.png)
これで、Googleスプレッドシートの可視化は完了です。
Googleスプレッドシートと連携する際の注意点2つ
最後に、Googleスプレッドシートと連携する際の注意点を2つ紹介していきます。
1.データは表形式&ヘッダー行は1行にしなければならない
スプレッドシートのデータをグラフ化するためには、Excelのように「表形式」のデータにする必要があります。また、次のように項目の行は1行にしなければなりません。
形式が異なると上手くグラフ化できないため、注意しましょう。
![](https://inhouse-plus.jp/wp-content/uploads/2020/04/image6-2.png)
2.共有フォルダのスプレッドシートへはアクセスできない
データポータルは、共有フォルダ内のスプレッドシートへはアクセスすることができません。共有フォルダ内のデータをグラフ化したい場合は、プライベートフォルダにダウンロードしてから連携するようにしましょう。
最後に
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