Googleデータポータルのテーマの使い方

見やすいレイアウトでレポートを作成したいときに活用できる「テーマ」。ここでは、Googleデータポータルのテーマの使い方を解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

テーマを活用するメリット

Googleデータポータルでは、さまざまな色を基調としたテーマ(色とスタイルの組み合わせ)が用意されています。これらのテーマを適用すると、背景色や文字色・グラフのデザインなどがテーマに合わせたスタイルに変更されます。

一からレポートを作成することもできますが、テーマを活用することで、より短い時間で誰が見ても見やすいレポートを作成することができます。

テーマを適用する方法

テーマの適用は次の3つの手順で行います。
※テーマを適用したいレポートを開いておいてください。

1. [テーマとレイアウト] タブをクリック

レポート作成ページより、[テーマとレイアウト] タブをクリックします。
※すでに画面右側に表示されている場合は次の手順へ移ってください。

2. 画面右側のテーマから適用したいテーマをクリック

画面右側に「テーマとレイアウト」パネルが表示されましたね。スクロールをすると、デフォルトテーマを含め全19種類のテーマから選ぶことができます。

では、適用したいテーマをクリックしてみましょう。

3. テーマが適用されたことを確認

テーマが適用されると、背景色やグラフの色が次のように変更されます。
※ここでは分かりやすいように適当にグラフを追加しています。

テーマ1. デフォルト

デフォルトのままでも十分ですが、もう少しカッコよくしたい!という場合は背景色が「黒」のテーマを選ぶと良いでしょう。

テーマ2. 星座

背景色が変わるだけで随分と印象が変わることがお分かりいただけるかと思います。「星座」以外にも「ラグーン」や「シンプル(暗)」を選ぶとカッコいいレポートを作成することができます。

テーマ3. ユーカリ

上の2テーマはグラフの色がポップでしたが、もし同系色で揃えたいなら、寒色系の「ユーカリ」や暖色系の「シエンナ」、茶褐色系の「森林」などがおすすめです。

カスタムテーマの作成

先ほど紹介したのは「既存」テーマですが、Googleデータポータルでは自分好みの「カスタム」テーマを作成することもできます。

カスタムテーマは、次の2つの方法で作成することができます。

  1. 自分でテーマを作成する方法
  2. 画像からテーマを抽出する方法

では、それぞれ解説していきます。

方法1. 自分でテーマを作成する

一からテーマを作成したい!という方は、次の手順で行ってください。

1. 「テーマとレイアウト」パネルより [カスタマイズ] をクリック

画面右側に表示されている「テーマとレイアウト」パネルより、[カスタマイズ] をクリックします。
※右側に表示されていない場合は、画面上部の [テーマとレイアウト] タブをクリックしてみてください。

2. カスタマイズしたい箇所を設定

「テーマを編集」という画面に切り替わるため、背景色や文字色・文字のスタイルなどカスタマイズしたい箇所を自分好みに設定していきましょう。

レポート全体のカスタマイズ

レポート全体は「メインのスタイル」や「アクセントのスタイル」からカスタマイズすることができます。

グラフのカスタマイズ

グラフの配色は、少し下へスクロールした「データのスタイル」から変更することができます。地道ですが、一つひとつのパレットを変更していきます。

3. カスタムテーマを適用

カスタマイズされたテーマは、画面右側の「テーマとレイアウト」の一番上に表示されています。クリックし適用していきましょう。
※操作に間違いがなければすでに適用されているはずです。

このように、きちんと適用されていますね。

方法2. 画像からテーマを抽出する

既存のテーマだと物足りないけど、自分ですべてカスタマイズするのは大変…という方におすすめしたいのが「画像からの抽出」。

イメージしているテーマに近い画像を用意すると、データポータルが勝手にいくつかテーマを提案してくれます。その中から一番理想に近いテーマを選べば、より効率的にオリジナリティの高いレポートを作成することができますよ。

では、手順を見ていきましょう。

1. 画面右側より [画像からテーマを抽出] をクリック

画面右側の「テーマとレイアウト」より [画像からテーマを抽出] をクリックします。

2. 画像のアップロード方法を選択

「パソコンからアップロード」もしくは「URL」の2つの方法から選択できます。今回は前者で進めます。

3. 好みのテーマを選択し [適用] をクリック

画像を選択すると、画像から抽出された3つのテーマが提案されます。好みのテーマを選択し、[適用] をクリックします。

適用をクリックすると、ミントっぽい感じに仕上がりました。

もし、画像から抽出したテーマで”ちょっと想像と違ったな…”という場合は、自分でカスタマイズを加えてみてもいいかもしれませんね。

カスタムテーマから元のテーマに戻す

せっかくカスタマイズしたけれど、結局元のテーマが一番いい!ということもありますよね。その場合は、「テーマとレイアウト」から [デフォルト] をクリックすることで元に戻ります。

これで、Googleデータポータルのテーマの使い方は以上です。

最後に

in-house+(インハウスプラス)では、美しくわかりやすいデザインで、マーケティングの効果を一目で把握できるマーケティングテンプレートをご提供しています。

Googleデータポータルは、無料で高機能な素晴らしいソフトウェア(おそらく世界で最も費用対効果の高いBIツール)である一方、他のGoogle製品と同じくサポートがなく使いこなすのが難しいため、初心者の方でもゼロから作る必要がなく、すぐに使いこなせる豊富なマーケティングテンプレートを用意しています。

2020年1月リリース以降、事業会社のマーケターや広告代理店、制作会社のみなさまを中心に約35,000ユーザーさまにご利用いただいているテンプレートを是非一度お試しくださいませ。

データポータルのテンプレートギャラリーを見る