Looker Studioとは?データポータルからの変更点やLooker Studio Proの料金プランまで
2022年10月にGoogleからGoogleデータポータルがLooker Studioに名称変更すると発表がありました。過去にもGoogleデータスタジオからGoogleデータポータルに一度名称変更している(日本のみ)ので、今回で2回目の名称変更となります。
この記事では、GoogleデータポータルからLooker Studioに変更された背景やデータポータルからの変更点、変更に伴いユーザーとして対応すべきこと、最後に名称変更と同時に発表されたLooker Studio Proの概要をわかりやすく解説します。
Contents
GoogleデータポータルからLooker Studioに変更された背景
2020年にGoogleがLookerを買収(ちなみに同タイミングでSalesforceがLookerの競合であるTableauを買収しています)して以降、Googleデータポータルとは並走する形でLookerは運営されてきました。今回の変更の目的は、バラバラだったBI関連のプロダクトのブランドをすべてLookerに統一することになります。
Googleデータポータルからの変更点
Looker Studio Proという有償プランがリリースされたこと以外に、特にサービス自体に変更はありません。Looker Studioに名称変更され、Lookerの冠がついていますが、中身はLookerとは全く別物で、Googleデータポータルのままとなります。
Lookerの肝となるデータモデリング機能LookMLを利用する場合は、別途Lookerとの契約が必要になります。ブログやYoutubeで、Lookerの機能がLooker Studioで使えるかのような表現がされているケースがありますが、誤情報なので注意しましょう。(現時点での情報で、今後変更される可能性はあります)
ルッカースタジオ(旧Googleデータポータル)の使い方記事はこちら
今回の変更に伴う対応事項
特にありません。レポートURLの変更もないので、そのままご利用いただけます。
Looker Studio Proの概要
Looker Studio Proの概要
Looker Studio Proは、Looker Studioの有償版です。Looker Studioの全ての機能に加えて、技術サポートやSLA(サービス品質保証)、エンタープライズ向けのアクセス管理機能が利用できます。
Looker Studio Proの機能
チームワークスペース
チームワークスペースは、メンバーのアクセスを管理できるスペースです。Looker Studio Proユーザーは、ここでアクセスを管理したり、Looker Studioのレポートやデータソースを共有できます。権限は、マネージャー、コンテンツマネージャ、投稿者の3種類になります。
Looker Studio を Google Cloud プロジェクトにリンク
Looker Studio Proユーザーは、リンクされたGoogle Cloudプロジェクトを介して、Looker Studioのレポートやデータソースを管理できます。Looker Studio Proのレポートとデータソースは、個別のユーザーではなく組織に属します。この機能により、管理者の退職によってせっかく作成したレポートがなくなってしまうということは無くなります。
技術サポート(Google Cloud カスタマーケア)
Looker Studio Proユーザーは、Google Cloud カスタマーケアのサポートサービスが利用できます。詳しくはこちらをご覧ください。
Looker Studio Proの料金プラン
1ユーザーあたり月額$7です。最小契約ユーザーID数が設定されており、最低ユーザーID数が250IDになるので、最低月額料金は$1,750(1ドル140円計算で月額245,000円)になります。
なお、ボリュームディスカウントがあり、契約ユーザーID数が1,000IDを超えた場合は1ユーザーあたり$6となります。
導入社数2,000社突破!Looker Studio(旧データポータル)を活用するならインハウスプラス
インハウスプラスは、様々なニーズに対応するカスタマイズ可能なLooker Studio(旧データポータル)のレポートテンプレートを豊富にご用意しています。レポート作成を自動化したいけれどゼロから自分でレポートを作成するのが難しい方は、インハウスプラスを使って時間を有効活用しましょう。
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- 複数のGoogleアカウントに紐づくサイトもOK
- レポートはコピーするだけすぐに完成
- カスタマイズも自由自在
- 商用利用可能
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【買い切り版】SEO標準レポートテンプレート for Looker Studio(4002)
レポート自動化でも日々のモニタリングの効率化でも使える万能なLooker StudioのSEOレポートテンプレートです。全11ページ。サーチコンソールの管理画面では取得できない1000件以上の検索クエリも表示。SEO経由のコンバージョン数もGA4データで可視化。
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【買い切り版】Google広告レポートテンプレート for Looker Studio(4003)
Google広告レポートをLooker Studioで自動化。対象アカウント数無制限。コピーするだけでレポートが完成。レポートに最低限必要なデータを網羅。広告代理店向けの手数料設定やコメント機能。自社のロゴに変更可能。
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【買い切り版】GA4 標準レポートテンプレート for Looker Studio(4004)
レポート自動化でも日々のモニタリングの効率化でも使えるLooker Studioの万能なGA4レポートテンプレートです。全15ページ。対象アカウント数無制限。コピーするだけでレポートが完成。パワーアップしたLooker StudioのGoogle公式GA4コネクタで過去データも全期間取得可能。
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【買い切り版】GA4 月次レポートテンプレート for Looker Studio(4007)
GA4の月次報告レポートを自動化できるLooker StudioのGA4月次レポートテンプレートです。対象アカウント数無制限。コピーするだけでレポートが完成。パワーアップしたLooker StudioのGoogle公式GA4コネクタで過去データも全期間取得可能。
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【買い切り版】GA4 EC標準レポートテンプレート for Looker Studio(4012)
レポート自動化でも日々のモニタリングの効率化でも使えるLooker Studioの万能なGA4のECサイト向けレポートテンプレートです。全19ページ。対象アカウント数無制限。コピーするだけでレポートが完成。パワーアップしたLooker StudioのGA4コネクタで過去データも全期間取得可能。
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【買い切り版】GA4 EC月次レポートテンプレート for Looker Studio(4008)
GA4のECサイト月次レポートを自動化できるLooker Studioレポートテンプレートです。対象アカウント数無制限。コピーするだけでレポートが完成。パワーアップしたLooker StudioのGoogle公式GA4コネクタで過去データも全期間取得可能。
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【サブスク版】Web広告横断レポートテンプレート for Looker Studio(0009)
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【サブスク版】Google広告レポートテンプレート(クリエイティブレポート付き) for Looker Studio(0003)
Google広告レポートをLooker Studioで自動化。広告クリエイティブレポート付き。特定のコンバージョンアクションをコンバージョンとして設定可能。広告代理店向けの手数料設定やコメント機能。自社のロゴに変更可能。
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【サブスク版】Facebook/Instagram広告レポートテンプレート for Looker Studio(0002)
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DeNAのデジタルマーケティング責任者として年間450億円を超えるECプラットフォームのマーケティングを担当。2014年に独立し、上場企業から資金調達後のスタートアップまで様々な企業のデジタルマーケティングのプロジェクトに関わり見識を広げた後、2018年3月に株式会社CALLOSUMを創業。