Googleデータポータルのレポートにページを追加する方法

Googleデータポータルで作成したレポートは、扱う情報別にページを作成して整理することで、より効率的な情報共有を可能とします。

このページでは、ページの追加や名前変更、複製や非表示設定などの操作方法をご説明します。

1.レポートにページを追加する

Googleデータポータルのレポートにページを追加する手順は、主に3つ。いずれも、レポートの編集画面のヘッダー(上部メニュー)から操作できます。

1つ目は、ヘッダーにある「挿入」の項目から、「新しいページ」を選択する方法です。

2つ目は、ヘッダーにある「ページ」の項目から、「新しいページ」を選択する方法です。

3つ目は、ヘッダーにある左下にあるプルダウンメニューから、「新しいページ」を選択する方法です。

また、ショートカットとして、キーボードの「Ctr+M」を同時押しすることで新規ページを作成できます。

2.ページの名前の変更、複製、非表示、削除

ページの名前変更・複製・非表示・削除は、いずれもほぼ同じ操作で実行できます。

ページの名前を変更

ページの名前を変更する場合は、プルダウンメニューから対象のページを探し、当該ページの右部分に表示される「︙」をクリック。

「名前を変更」を押して任意のページ名を入力し、エンターを押せば名前の変更が完了します。

ページを複製

ページを複製する場合も、プルダウンメニューから対象のページを探し、当該ページの右部分に表示される「︙」をクリック。「名前の変更」の下に表示される「複製」を選択することで実行可能です。

コピーにより新規生成されたページは、プルダウンメニューの一番下に追加されます。

また、レポートの編集画面の上部にある「ページ」の項目のうち、「ページを複製」を選択することで同様の処理が行われます。

ページを非表示に変更

レポートの編集画面ではページを削除せず、レポートの閲覧時のみ特定のページを非表示にしたい場合は、「複製」の下にある「表示モードでページを非表示」の項目を選択してください。

「表示モードでページを非表示」を選択し、以下画像のようにアイ(目)マークに斜線が入った表示のページは、レポートの閲覧時に表示されません。

レポート閲覧者は非表示ページに移動できず、PDFでレポートをダウンロードした場合にも表示はされません。解除する場合は、再度「表示モードでページを非表示」の項目を押すことで、非表示対象から外れます。

ページを削除

ページを削除する場合は、プルダウンメニューから対象のページを探し、当該ページの右部分に表示される「︙」をクリック。「削除」の項目から実行可能です。

また、ヘッダーにある「ページ」の項目のうち、「ページを削除」を選択することで同様の処理が行われます。

削除したページを復元したい場合は、ヘッダーにある「元に戻す」の項目から復元できます。

ただし、一度Googleデータポータルからログアウトした場合や、レポートの再読み込みなど操作履歴が失われる操作をした場合は「元に戻す」による復元ができません。

このような場合には、ヘッダーにある「ファイル」のうち「変更履歴を表示」を選択。

画面右側に表示される「バージョン履歴」の項目から、過去の編集履歴にさかのぼることでデータを復元できます。

3.ページを並べ替える

ページを並び替える場合は、プルダウンメニューから対象のページを探し、当該ページの左部分に表示される「=」をドラッグ(マウスの左ボタンを長押し)して移動させます。

ドラッグしたまま、プルダウンメニュー内を上下に移動させることで、任意の順番にページを並べ替えることが可能です。

4.ページ ナビゲーション

編集したレポートの各ページは、レポート閲覧時にはナビゲーションにまとめられます。

その際、各ページへのショートカットを担うナビゲーションは、2パターンの表示方法を選択することが可能です。

1つ目が、レポートの左側にナビゲーションを表示させるパターン。

左側にナビゲーションを表示させるパターンでは、レポートを開いた直後からナビゲーションが展開されており、ナビゲーション上部にある「<」のマークをクリックすることで折りたためる仕様となっています。

2つ目が、レポートの上部にナビゲーションを表示させるパターン。

左側を選択した場合とは違って、レポートを開いた直後はナビゲーションがヘッダーに格納されており、レポートタイトルの下にある「ページ名(○/○ページ)」をクリックすることで、ナビゲーションが展開される仕様となっています。

上・左の切り替えは、コンポーネント(構成要素)を何も選択していない状態のとき、右側に表示される「テーマとレイアウト」のうち「レイアウト」から操作可能です。

最後に

in-house+(インハウスプラス)では、美しくわかりやすいデザインで、マーケティングの効果を一目で把握できるマーケティングテンプレートをご提供しています。

Googleデータポータルは、無料で高機能な素晴らしいソフトウェア(おそらく世界で最も費用対効果の高いBIツール)である一方、他のGoogle製品と同じくサポートがなく使いこなすのが難しいため、初心者の方でもゼロから作る必要がなく、すぐに使いこなせる豊富なマーケティングテンプレートを用意しています。

2020年1月リリース以降、事業会社のマーケターや広告代理店、制作会社のみなさまを中心に約35,000ユーザーさまにご利用いただいているテンプレートを是非一度お試しくださいませ。

データポータルのテンプレートギャラリーを見る