GoogleデータポータルのレポートをWebサイトに埋め込む方法
Googleデータポータルで作成したレポ―トは、Webサイトに埋め込んで表示することが可能です。Webサイトに埋め込むことで、共有先のユーザーがデータポータルにログインしなくてもレポートを閲覧することができるようになります。そこで今回は、レポートの埋め込み方法を紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
Contents
Webサイトへの埋め込みの仕組み
レポートをWebサイトへ埋め込むには、HTMLの<iframe>タグを使用します。iframe(inline frame)タグとは、Webページ内に別のWebページを読み込んで表示するためのタグ。
下記のようにタグの中にURLを記述します。
少しコードを書くので難しく感じるかもしれませんが、後ほど一つひとつ手順を解説していくのでご安心ください。
ここでは、”iframeタグを使ってレポートを読み込むんだなぁ”と軽く頭に入れておけば問題ありません。
Webサイトへの埋め込み手順
ではさっそく、Webサイトへレポートを埋め込んでいきましょう。
次の手順に従ってください。
1. 埋め込みたいレポートを選択
データポータルへログインし、Webサイトへ埋め込みたいレポートを選択します。その後、画面右上の「編集」をクリックし編集モードにしておきます。
2. レポートを共有
画面右上の [共有] をクリックし、ポップアップが表示されたら [アクセスを管理する] を選択します。
その後、「オフ-特定のユーザーだけがアクセスできます」をクリックし、どこまで共有したいか?に合わせてアクセスを変更します。
インターネット上で公開するWebサイトであれば、「インターネット上の誰でも検索、閲覧できます」にしておくといいでしょう。
最後に「保存」をクリックして変更を保存します。
3. 埋め込み用コードを取得
レポート編集画面の左上から [ファイル] > [レポートを埋め込む] の順に選択します。
ポップアップが表示されますので、「埋め込みを有効にする」にチェックを入れ [完了] をクリックします。
その後ポップアップ内で表示されるコードが「埋め込み用コード」です。後ほど使用しますので、[クリップボードにコピー] をクリックし忘れずにコピーしておいてください。
4. Webサイトに埋め込み
先ほどコピーしたコードをWebサイトのHTMLファイル内に貼り付けます。表示したい場所に貼り付けてください。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>sample</title>
</head>
<body>
<h2>サンプルレポート</h2>
<!--埋め込み用コード-->
<iframe width="600" height="450" src="https://datastudio.google.com/embed/reporting/1852cbd2-996e-4592-8fd0-62d1d4f163e8/page/r72LB" frameborder="0" style="border:0" allowfullscreen></iframe>
<!-- / 埋め込み用コード-->
</body>
</html>
5. ブラウザから表示を確認
埋め込んだレポートがインターネット上から閲覧できるか確認しておきましょう。
上のようにきちんと表示することができました。上手く表示されない!という場合はレポートのアクセスが「オフ」になっていないか確認してみてください。
埋め込みを無効にする
何かしらの理由ですでに埋め込んだレポートを無効にしたい場合は、次の手順で行うことができます。
1. [ファイル] > [レポートを埋め込む] を選択
画面上部の [ファイル] > [レポートを埋め込む] の順に選択します。
2. 埋め込みを無効にする
「埋め込みを有効にする」のチェックを外し、[完了] をクリックします。
すると、先ほど表示されていたレポートが閲覧できなくなっていることがお分かりいただけるかと思います。
このようにデータポータルでは、<iframe>タグを使用することで簡単にレポートをWebサイトに埋め込むことができます。アクセスの管理や埋め込みの有無などもクリックひとつで設定できるため、レポート共有の際にぜひ活用してみてください。
最後に
in-house+(インハウスプラス)では、美しくわかりやすいデザインで、マーケティングの効果を一目で把握できるマーケティングテンプレートをご提供しています。
Googleデータポータルは、無料で高機能な素晴らしいソフトウェア(おそらく世界で最も費用対効果の高いBIツール)である一方、他のGoogle製品と同じくサポートがなく使いこなすのが難しいため、初心者の方でもゼロから作る必要がなく、すぐに使いこなせる豊富なマーケティングテンプレートを用意しています。
2020年1月リリース以降、事業会社のマーケターや広告代理店、制作会社のみなさまを中心に約35,000ユーザーさまにご利用いただいているテンプレートを是非一度お試しくださいませ。