[GA4] 月別・日別レポートの作り方 | 探索レポート編

[GA4] 月別・日別レポートの作り方 | 探索レポート編

この記事では、GA4の探索レポートを使った月別・日別レポートの作成方法を分かりやすくご紹介します。この記事を読むと、月別・日別レポートの作成方法に加えて、レポートを作成する上で注意すべきポイントも詳しく学ぶことができます。

ECサイト向けの月別・日別レポートの作成方法は、「[GA4] ECサイト向け月別・日別レポートの作り方 | 探索レポート編」で解説していますので、あわせてご覧ください。

また記事の後半部分では、2,000社以上が利用するインハウスプラスの中でも大人気の無料のGA4月別・日別レポートテンプレートをご紹介します。下のキャプチャのように非常に分かりやすい月別・日別レポートが完全無料ですぐに利用できるので、ぜひ一度お試しください。

探索レポートを使った月別・日別レポートの作成方法

探索レポートは、以下のステップで作成できます。

  • レポートの種類を選ぶ
  • レポートに利用したい項目を選択する
  • レポート項目を設定する

それでは早速、下のキャプチャのレポートを作成してみましょう。

探索レポートの日別レポート
引用:GA4の探索レポート

レポートの種類を選ぶ

まず、探索レポートの種類の中から時系列レポートに適した「自由形式」を選択します。

探索レポートの自由形式を選択する
引用:GA4の探索レポート

レポートに利用したい項目を選択する

ディメンションを選択する

「自由形式」を選択したら、まずはレポートで利用する「ディメンション」を選択します。

手順1

「変数」タブの「ディメンション」の右横にある「+」を選択します。

ディメンションを選択する
引用:GA4の探索レポート

手順2

ページ上部の検索窓に「日付」を入力し、リストに出てくる「日付」にチェックボックスを入れた後、右上にある「インポート」を選択します。その後、下の2つのディメンションも同じ手順でインポートしましょう。

ディメンションをインポートする
引用:GA4の探索レポート

手順3

下のキャプチャのように選択した「日付」「月」「年」が表示されたら完了です。

探索レポートにディメンションをインポートする
引用:GA4の探索レポート

指標を選択する

「ディメンション」の追加が終わったら、次にレポートで利用する「指標」を選択します。

手順1

「変数」タブの「指標」の右横にある「+」を選択します。

指標を選択する
引用:GA4の探索レポート

手順2

ページ上部の検索窓に「新規ユーザー数」を入力し、リストに出てくる「新規ユーザー数」にチェックボックスを入れた後、右上にある「インポート」を選択します。その後、以下すべての指標を同じ手順でインポートしましょう。

  • アクティブユーザー数
  • 新規ユーザー数
  • セッション
  • 表示回数(ページビュー数)
  • エンゲージメント率
  • セッションあたりの平均エンゲージメント時間
  • セッションのコンバージョン率
  • コンバージョン
指標をインポートする
引用:GA4の探索レポート

手順3

下のキャプチャのように選択した指標がすべて表示されたら完了です。

選択した指標が追加される
引用:GA4の探索レポート

レポート項目を設定する

レポートに利用したい項目が追加できたら、実際にレポートを作っていきます。以下のように設定すると、下のキャプチャのように月別レポートと日別レポートが完成します。

月別レポートの設定

  • 行:年、月
  • 列:なし
  • 値:アクティブユーザー数、新規ユーザー数、セッション、表示回数(ページビュー数)、エンゲージメント率、セッションあたりの平均エンゲージメント時間、セッションのコンバージョン率、コンバージョン
探索レポートの月別レポート
引用:GA4の探索レポート

日別レポートの設定

  • 行:日別
  • 列:なし
  • 値:アクティブユーザー数、新規ユーザー数、セッション、表示回数(ページビュー数)、エンゲージメント率、セッションあたりの平均エンゲージメント時間、セッションのコンバージョン率、コンバージョン
探索レポートの日別レポート
引用:GA4の探索レポート

作成したレポートは関係者に共有することができます。「[GA4] 探索レポートの使い方 | 共有方法やおすすめテンプレートも」で共有方法を解説しているので、ぜひご覧ください。

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探索レポートの注意点

「探索レポート」は、以下の制約がありますので注意して利用しましょう。

データ保持期間が14ヶ月しかない

「探索レポート」は、データ保持期間の影響を受けるため最大でも14ヶ月分のデータしか表示することができません。そのため、過去12ヶ月分のデータを前年比較するといった基本的なレポートも過去データが24ヶ月分必要となるため実現できません。

サンプリングが発生する可能性がある

GA4のサンプリングは、「探索レポート」で大量のデータを使用する際、レポートの集計に必要なイベント数が一定の上限を超える場合に行われます。この上限を超えると、代表的なサンプルが取られ、そのサンプルデータに基づいてレポートが生成されます。

GA4の権限を持つユーザーにしか共有できない

作成した「探索レポート」はURLで共有可能ですが、共有相手が対象のGA4プロパティの権限を持っている必要があります。

(関連記事)

 GA4レポートの活用ガイド!各レポート機能の特徴を分かりやすく解説

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GA4の月別・日別レポートならLooker Studioがおすすめ

注意点でも触れた通り、「探索レポート」はサンプリングがかかることや過去データが最大14ヶ月しか遡れないため、あくまでも担当者が詳しくデータを深掘ることに特化したレポートになります。

報告用レポートやKPIモニタリングのための月別・日別レポートなら、サンプリングがかからず、過去データも無制限、様々な方法で共有できるLooker Studioがおすすめです。またLooker Studioなら、週別レポートも作成できます。

【無料テンプレあり】GA4 Looker Studioテンプレート」で、2,000社以上が利用するインハウスプラスの中でも大人気のGA4 Looker Studioテンプレートの無料トライアル版のテンプレートをご紹介しています。完全無料ですぐに利用できるので、報告用レポートやKPIモニタリングのための月別・日別レポートの作成でお悩みの方は、ぜひ一度お試しください。

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