初心者向けGA4 Looker Studio無料テンプレートの使い方
「GA4のデータ、見づらくて分析しにくい…」「上司やクライアントに出すレポートが毎回大変…」そんなお悩みはありませんか?
この記事では、3,000社以上の企業が導入しているLooker Studioテンプレートサービス「インハウスプラス」を運営する私が、Googleアナリティクス4(GA4)とLooker Studioを連携し、無料のLooker Studioテンプレートを使って初心者でも簡単にGA4レポートを作成・共有する方法をわかりやすく解説します。
テンプレートの探し方や選び方、無料テンプレートの使い方、テンプレートの活用方法まで、これから始める方に役立つ情報をまとめました。Looker Studioを使ってGA4レポートの「見える化」と「自動化」を進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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GA4レポートをLooker Studioでかんたん自動化
圧倒的なボリュームのテンプレートで様々なレポートニーズに対応。
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人気No.1! 報告レポートや日々のモニタリングを自動化できる「万能レポートテンプレート」
誰でもかんたんに報告レポート作成や日々のモニタリングを自動化できる、万能なレポートテンプレートです。マーケティングやアクセス解析のプロが培った分析ノウハウを活用し、圧倒的なボリュームで多様なレポートニーズに対応します。
Contents
- GA4とLooker Studioってなに?まずは基本をやさしく解説
- なぜLooker StudioでGA4レポートを作るべき?そのメリットとは
- テンプレートを使えばレポート作成はここまで簡単になる!
- GA4テンプレートの探し方をわかりやすく解説(無料・有料の違いも紹介)
- GA4のLooker Studio無料テンプレートの使い方
- 日本語&プロ仕様のおすすめGA4 Looker Studioテンプレート
- よくある質問とトラブル解決Q&A
- GA4・Looker Studioで困ったときのヘルプページとサポート情報
- まとめ:GA4×Looker Studioでレポート作成をもっと簡単に
- 導入社数3,000社突破!Looker StudioでGA4レポートを自動化するならインハウスプラス
GA4とLooker Studioってなに?まずは基本をやさしく解説
Webマーケティングに関わっていると、「GA4(Google アナリティクス4)」や「Looker Studio(旧データポータル)」という言葉をよく目にするかもしれません。
でも、「それって何のためのツール?」「どう違うの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この章では、GA4とLooker Studioの役割や違いを、初心者の方にもわかりやすく紹介します。
GA4でできること・できないこと
GA4(Google アナリティクス 4)は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。自社のWebサイトやアプリにどれくらい人が来ているか、どのページをよく見ているか、どのように行動しているかなどのデータを収集・分析できるツールです。
GA4でできる主なこと:
- Webサイトやアプリの訪問者数(ユーザー数・セッション数)を確認できる
- ユーザーがどのページを見て、どこで離脱したかがわかる
- スマホ・PC・タブレットなど、どのデバイスで見ているかがわかる
- イベント(クリック・スクロール・動画再生など)の発生回数を計測できる
- 地域や時間帯など、ユーザーの属性を把握できる
一方で、GA4だけでは難しいこともあります。
- データが表やグラフになっていないので「見づらい」
- 複数の指標をまとめて比較・可視化するのが大変
- レポートを上司やクライアントに提出するには加工が必要
こうした見づらさや手間をカバーしてくれるのが、次に紹介する Looker Studio です。
Looker Studioとは?どんなことができるツール?
Looker Studioは、Googleが提供する無料のデータ可視化・レポート作成ツールです。
いろんなデータを読み込んで、グラフや表など、視覚的に見やすい形に変換することができます。
たとえば、GA4の管理画面は複雑で視覚的に少しわかりづらいですが、
Looker Studioを使うと:
- 時系列でアクセス数をグラフ化
- よく見られているページを表形式で一覧化
- 必要なデータを一つのページにまとめて表示
といったように、「一目でわかるレポート」を簡単に作成できます。
しかも、Googleアナリティクスだけでなく、
- サーチコンソール
- Google広告
- Googleスプレッドシート
など、複数のツールからデータを取り込んで、1つのレポートにまとめることも可能です。
なぜLooker StudioでGA4レポートを作るべき?そのメリットとは
ここでは、Looker Studioを使ってGA4のデータをレポート化するメリットを、初心者向けにわかりやすく解説します。
過去データを無制限に見られる
GA4の管理画面にある、レポート作成向けの「探索レポート」では、過去のデータを確認できる期間が最大14ヶ月までに制限されています。
そのため、たとえば「一昨年と今年のアクセス状況を比較したい」といったように、14ヶ月以上のデータが必要なケースでは、GA4の画面上だけでの分析が難しくなります。
一方、Looker Studioでレポートを作成し、GA4のデータを連携しておけば、過去のデータも無制限に表示・分析することが可能です
視覚的にわかりやすく伝えられる
GA4の管理画面は、機能が多くて少しごちゃごちゃしていますよね。数値の一覧を見ても、パッと意味がつかみにくいことも多いです。
Looker Studioを使えば、アクセス数やページの人気度などをグラフや表で見やすく表示できます。
たとえば:
- 時系列のアクセス数 → 折れ線グラフ
- 人気ページの比較 → 棒グラフ
- 地域別のアクセス → 地図表示
このように、見た瞬間に内容がわかるレポートが作れるので、上司やクライアントにも伝えやすくなります。
複数のデータソースをまとめて表示できる
Looker Studioは、GA4だけでなく、
- サーチコンソール(Googleの自然検索キーワードデータ)
- Google広告
- Googleスプレッドシート(手動管理の数値)
など、複数のツールのデータを一つのレポートにまとめることができ、Webマーケティング全体のパフォーマンスを一目で把握できるようになります。
レポートの自動更新で作業を効率化できる
Looker Studioでは、GA4と一度連携すれば、レポートが自動で最新のデータに更新されます。
毎週・毎月のレポート作成のたびに、数字をコピーして貼り付けるような手間は必要ありません。
- 月曜朝に開くだけで、先週のデータに切り替わっている
- クライアントに共有しておけば、常に最新の成果を見てもらえる
こういった自動化により、報告業務の効率がぐんとアップします。
共有がカンタンだから社内報告にも最適
Looker Studioのレポートは、URLを送るだけで誰でも簡単に共有できます(※編集権限の管理も可能です)。
さらに、レポートの見た目も整っているため、
- 社内会議でそのまま画面共有できる
- 上司やチームに「見やすいね!」と言ってもらえる
といったシーンでも活躍します。
印刷・PDF化もできるので、資料としての提出もラクになります。
まとめ:Looker Studioを使えば、GA4が“使えるデータ”に変わる
GA4は優れたアクセス解析ツールですが、見づらさや共有のしづらさがネックになりがちです。
Looker Studioを組み合わせれば、「見づらい数字のかたまり」が「伝わるグラフ付きレポート」に生まれ変わります。
テンプレートを使えばレポート作成はここまで簡単になる!
Looker Studioには「テンプレート」と呼ばれるあらかじめデザイン・構成が完成されたレポートのひな形があります。これを使うことで、ゼロからレポートを作る必要がなくなり、すぐに使えるレポートが手に入ります。
初めのツールは慣れるまで時間がかかることも多いですが、テンプレートを活用すればとても簡単。自分のデータをつなげるだけでレポートが完成するので、初心者にとっても心強い味方です。
毎回の作業が劇的にラクになる理由
手作業でレポートを作っていると、毎月同じような作業を何度も繰り返すことになります。
たとえば:
- 元データをCSVでダウンロード
- スプレッドシートやエクセルにデータを入力
- 前月比や前年比などの比較を手動で計算
- グラフを手作業で作成
- 報告用にレイアウトを整える
このような作業をLooker Studioのテンプレートを使えば一度設定するだけで、あとは自動で更新されるようになります。つまり、毎月の「作業時間」を減らし、「分析や改善アクション」に集中できるようになるのです。
上司やクライアントにそのまま提出できるクオリティ
Looker Studioのテンプレートは、見た目が美しく、情報が整理されたデザインが多いのも特徴です。
複雑な数字をわかりやすくまとめてくれるので、そのまま上司やクライアントに提出しても十分通用するレベルです。
さらに:
- ロゴや色を自社用にカスタマイズできる
- レイアウトの調整もドラッグ&ドロップで簡単
- 見せたい指標を自由に選んで表示できる
といった柔軟性もあるため、「テンプレート+ちょっとの編集」で自分だけのレポートをつくることもできます。
テンプレートを使えば、「作る」から「選ぶ・つなぐ」だけのシンプル作業に変わります。レポート作成の負担が一気に軽くなるのを、ぜひ実感してみてください。
GA4テンプレートの探し方をわかりやすく解説(無料・有料の違いも紹介)
「GA4のLooker Studioのテンプレートを使ってみたいけど、どこで探せばいいの?」
そんな初心者の方に向けて、GA4テンプレートの見つけ方や使い方、無料版と有料版の違いをやさしくご紹介します。
まずは確認:Looker Studioテンプレート 無料版と有料版の違い
無料テンプレートはシンプルで手軽。まず試してみたい人や自分でカスタマイズできる人におすすめ。
有料テンプレートは実務向けの高品質な設計。上司やクライアント向けの報告に利用したい人に最適です。
項目 | 無料テンプレート | 有料テンプレート |
---|---|---|
価格 | 無料 | 数千円~数万円(買い切り or 月額) |
提供元 | Google公式、ブログなど | 専門業者、広告代理店、データ分析サービスなど |
対応媒体 | 主にGoogle系(GA4、サーチコンソール、Google広告など) | Google系をはじめ、Web広告やSNSまで多様な媒体に対応 |
レポート構成 | シンプルな構成が中心 | 実務で使えるプロフェッショナルな詳細設計(業務での利用を想定) |
デザインの質 | 基本的なものが多い | ブランドカラーやビジュアルまで丁寧に設計されている |
サポート | なし | あり(設定マニュアル・チャット・メールなど) |
カスタマイズ性 | 自由(ただし自己責任) | 一部ガイド付き、用途別にカスタマイズ設計済みのことも |
▶ 無料テンプレートはこんな人におすすめ
- とりあえず試してみたい初心者
- サポートなしでも自分でカスタマイズができる人
▶ 有料テンプレートはこんな人におすすめ
- クライアント向けや社内報告用にすぐに使える高品質レポートが欲しい
- 業務効率化・自動化をしっかり進めたいマーケティング担当者
Google公式レポートテンプレートギャラリーから探す(無料)
無料のGA4テンプレートの探し方で最もかんたんな方法は、Looker Studio公式の「レポートギャラリー」を利用することです。
- 「テンプレート ギャラリー」:GA4、サーチコンソール、Google広告、YouTubeなど、さまざまな種類のテンプレートが揃っています。(閲覧にLooker Studioアカウントの登録が必要)
▶ おすすめポイント:
- Google公式なので安心して使える
- 多くのテンプレートが無料
- デザインの参考になる
テンプレートサービスを活用する(有料・日本語あり)
Google公式以外にも、テンプレートを販売しているサービスがあります。特に、国内の広告代理店やデータ分析の専門家が作ったテンプレートは、実務で使いやすく、日本語で書かれているのもポイントです。
まずは無料テンプレートで使い勝手を試してみて、慣れてきたら、有料テンプレートの利用も検討してみましょう。価格も比較的リーズナブルなので、本格的に使いたい場合におすすめです。
▶ おすすめポイント:
- 日本語で作成されているものがある
- 品質が高くプロフェッショナルなレポートが作成できる
- サポートメニューがある
▶ 代表的なテンプレートサービス:
- インハウスプラス(導入社数3,000社以上の実績)※日本語
- databloo(導入社数3,000社以上の実績)※英語
GA4のLooker Studio無料テンプレートの使い方
テンプレートを見つけたら、次は実際に自分のデータと接続して使うステップに進みます。
ここでは、Google公式レポートギャラリーのGA4の無料テンプレートを例に、初心者でも迷わず操作できるよう、使い方を5つのステップでわかりやすく解説します。
まずは準備:Looker Studioのアカウントを作成しよう
Looker Studioは、Googleアカウントがあれば誰でも無料で使えます。特別な申込みやインストールは不要です。
▶ アカウント作成手順:
- 対象のGA4の権限を持つGoogleアカウントにログインした状態で、「Looker Studioの公式ページ」にアクセス
- ページ右上の「無料で利用開始」をクリック
- 初めてアクセスする場合は、「利用規約に同意」などの画面が表示されるので、内容を確認して進む
- これだけで準備完了!Looker Studioが利用可能になります
ステップ①:データソースを作成する
画面左上にある「作成」ボタンをクリックし、メニューから「データソース」を選択します。

次に、接続可能なコネクタの一覧が表示されるので、「Google アナリティクス」をクリックしてください。

その後、次の2つを順に選び、選択が完了したら、画面右上の「接続」ボタンをクリックします。
- アカウント(例:会社名などの組織)
- プロパティ(例:対象サイト)

この画面が出たら、データソースの作成が完了です。その際、画面左上に表示されるデータソース名は、あとで見分けやすいように変更しておくのがおすすめです。

ステップ②:テンプレートをコピーする
今回の例では、「Google公式レポートギャラリーにあるGA4の無料テンプレート」を使用します。このテンプレートを開いておきましょう。
テンプレートのページを開いたら、画面右上にある「編集して共有」をクリックします。

次にこの画面が表示されたら、画面右上にある縦の三点リーダー(︙)をクリックし、「コピーを作成」を選択します。

ステップ③:データソースを自分のものに切り替える
テンプレートはもともと、作成者のデータソースと接続されています。そのため、自分のGA4データに差し替える必要があります。
新しいデータソースとして、STEP①で作成したGA4のデータソースを選択し、「レポートをコピー」をクリックすると、テンプレート内のすべてのグラフや表があなたのデータに置き換えられた新しいレポートが完成します。

ステップ④:カスタマイズして使いやすくする
自分のGA4データに切り替わったレポートが完成したら、表示項目や色、レイアウトを自分用にカスタマイズしましょう。
▶ よくあるカスタマイズ例:
- ロゴやブランドカラーの変更
- グラフの指標(例:クリック数→CV数)を変更
- 表示項目の並び順や不要なチャートの削除
- 表示期間のデフォルト設定
すべての編集はドラッグ&ドロップ、またはクリック操作で行えるので、PowerPoint感覚で直感的に扱えます。
ステップ⑤:レポートを共有する
レポートが完成したら、用途にあわせて共有しましょう。
▶ レポートURLを共有する(オンライン閲覧)
最もシンプルで便利な方法です。
右上の「共有」ボタンから、閲覧用URLを発行できます。相手にメールでURLを送るだけで、ブラウザ上でレポートを確認してもらえます。
- 「閲覧のみ」「編集可能」など権限の設定も可能
- Googleアカウントを持っていない相手にも共有できる(リンクを知っている全員に閲覧権限を付与する場合)
▶ PDFとしてダウンロード・保存
プレゼンや資料添付、印刷などに使いたい場合は、PDF形式での保存が便利です。
右上の「共有」→「レポートをダウンロード」からPDFとして保存できます。
- 必要なページのみに絞ってダウンロードできる
- コメントなどを付けた正式な報告資料として保存できる
▶ 自動配信メールで定期共有する
定期的にレポートを共有したい場合は、自動メール配信機能(スケジュール送信)が便利です。「共有」→「配信のスケジュール」から設定可能
- 送信頻度は、毎日・毎週・毎月など様々な選択肢が用意されている
- 送信先には複数のメールアドレスを指定できる
- slackに送ることも可能
日本語&プロ仕様のおすすめGA4 Looker Studioテンプレート
Looker Studioにはたくさんのテンプレートがありますが、「どれを選べばいいかわからない…」という初心者の方も多いはず。ここでは、カスタマイズなしでも使いやすく、プロ仕様のGA4テンプレートをご紹介します。
ここで紹介するテンプレートは、3,000社以上の企業が導入しているLooker Studioテンプレートサービス「インハウスプラス」の中でも、特に人気の高いテンプレートです。用途や目的に合わせて、ぜひ自社に合ったものを選んでみてください。
また、「インハウスプラス」では、GA4専門家・小川卓さんに顧問としてご協力いただいており、テンプレートの設計・内容ともに高い専門性を備えています。初心者はもちろん、プロの現場でも安心して活用できる内容です。
GA4 Looker Studioテンプレート
誰でもかんたんに、報告レポートの作成や日々のモニタリングを自動化できる万能なGA4 Looker Studioテンプレートです。
マーケティングやアクセス解析のプロが培った分析ノウハウをもとに構成されており、全99ページの圧倒的なボリュームで、あらゆるレポートニーズに対応しています。

▶ テンプレートの特徴
- GA4の見るべきポイントをしっかりカバー:GA4で確認すべき主要な項目を、わかりやすく整理した構成になっているため、まずはこのテンプレートから使い始めるのがおすすめです。
- そのまま報告レポートに使える見やすいデザイン:色使いやレイアウトがきれいに整理されているので、上司やクライアントにも見せやすい仕上がりになっています。
- 見たい目的ごとにページが分かれていて使いやすい:「ユーザー」「集客」「エンゲージメント」「コンバージョン」などのカテゴリごとにレポートが整理されていて、どこを見ればいいか迷いにくい構成です。
▶ テンプレートの使い方
- 「サマリ」「時系列」セクションで全体の流れをチェック:ユーザー数やキーイベント数など、重要な指標がまとまっている「サマリー」や「時系列」ページで、全体のざっくりとした傾向をつかみましょう。
- 「ユーザー」「集客」「エンゲージメント」「コンバージョン」セクションで各項目を深掘り:「どんなユーザーが来ているのか?」「どこから流入しているのか?」「どのページがよく見られているのか?」「チャネル別のコンバージョン状況は?」など、知りたい内容に応じて各セクションをチェックしていきます。
- 「フィルタ」でデータを絞り込む:流入元やデバイス、ランディングページなどでフィルタをかけることで、特定の条件に絞った詳細なデータ分析が可能になります。知りたい情報をピンポイントで把握したいときに便利です。
GA4 ECサイト向けLooker Studioテンプレート
誰でもかんたんに、報告レポートの作成や日々のモニタリングを自動化できるECサイトに特化した万能なGA4 Looker Studioテンプレートです。
ECやアクセス解析のプロが培ったノウハウを活用し、全99ページの充実したレポート構成で幅広いニーズに対応しています。

▶ テンプレートの特徴
- ECサイトでみるべきポイントを網羅:ECサイト運営者が、GA4で確認すべき主要な項目をわかりやすく整理した構成になっているため、まずはこのテンプレートから使い始めるのがおすすめです。
- そのまま報告レポートに使える見やすいデザイン:色使いやレイアウトがきれいに整理されているので、上司やクライアントにも見せやすい仕上がりになっています。
- 目的別に見やすく構成されたページ設計:「ユーザー」「集客」「エンゲージメント」「売上」など、見る目的に合わせたページ構成になっており、データを探しやすく、実務での使い勝手も抜群です。
▶ テンプレートの使い方
- 「サマリ」「時系列」セクションでECサイトの全体の流れをチェック:ユーザー数や売上など、重要な指標がまとまっている「サマリー」や「時系列」ページで、全体のざっくりとした傾向をつかみましょう。
- 「ユーザー」「集客」「エンゲージメント」「売上」セクションで各項目を深掘り:「どんなユーザーが来ているのか?」「どのページがよく見られているのか?」「どの商品がよく売れているのか?」「チャネル別の売上状況は?」など、知りたい内容に応じて各セクションをチェックしていきます。
- 「フィルタ」でデータを絞り込む:流入元やデバイス、ランディングページなどでフィルタをかけることで、特定の条件に絞った詳細なデータ分析が可能になります。例えばGoogle広告経由の売れ筋商品などを分析できるようになります。
SEO Looker Studioテンプレート(サーチコンソール&GA4)
誰でもかんたんに、SEOの報告レポートの作成や日々のモニタリングを自動化できる万能なSEO Looker Studioテンプレートです。
SEOやアクセス解析のプロが培ったノウハウを活用し、全82ページの充実したレポート構成で幅広いニーズに対応しています。

▶ テンプレートの特徴
- SEOでみるべきポイントを網羅:SEO担当者が、サーチコンソールとGA4で確認すべき主要な項目をわかりやすく整理した構成になっているため、まずはこのテンプレートから使い始めるのがおすすめです。
- そのまま報告レポートに使える見やすいデザイン:色使いやレイアウトがきれいに整理されているので、上司やクライアントにも見せやすい仕上がりになっています。
- サーチコンソールでは取得できないデータもカバー:サーチコンソールの管理画面では表示できない1,000件以上の検索クエリにも対応。さらに、SEO経由のコンバージョン数もGA4のデータを活用して可視化できます。
▶ テンプレートの使い方
- 「サマリ」「時系列」セクションでSEOの全体の流れをチェック:Google検索経由のクリック数や平均掲載順位、検索経由のキーイベント数など、重要な指標がまとまっている「サマリー」や「時系列」ページを確認することで、SEO全体の傾向をざっくりと把握できます。
- 「キーワード」「ページ」「コンバージョン(GA4)」で各項目を深掘り:「どのキーワードからユーザーが来ているのか?」「そのキーワードの掲載順位は?」「どのページがSEOに貢献しているのか?」「Google検索経由でどれだけコンバージョンが発生しているか?」など、知りたい情報に応じて各セクションをチェックしていきましょう。
- 「フィルタ」でデータを絞り込む:キーワードやページなどでフィルタをかけることで、特定条件に絞った詳細なデータ分析が可能になります。たとえば、特定のページで獲得できているキーワードを抽出して分析するといった使い方もできます。
よくある質問とトラブル解決Q&A
Looker Studioを使い始めたばかりの方からよく寄せられる疑問や、つまずきやすいポイントについて、Q&A形式で簡潔にお答えします。「あれ?なんかうまくいかない…」と思ったときは、まずここをチェックしてみてください。
Q. 「割り当て上限に達しました」と表示され、レポートが表示されません。どうすればいいですか?
A. Looker StudioでGA4のデータが取得できない原因のひとつに、「GA4 APIの割り当て上限の超過」があります。
GA4では、一定時間内に取得できるデータの量(リクエスト回数やデータ行数)に上限が設けられています。これを超えると、「割り当て上限に達しました」などのエラーが表示され、レポートが読み込めなくなることがあります。
▶ よくある原因
- データ量の多いテンプレートを複数人が同時に閲覧した
- フィルタや期間指定で大量のデータを取得してしまった
- 他ツール(スプレッドシート連携など)でもGA4 APIを多用している
▶ 対処法・回避策
- 時間をおいて再読み込みする(数分~1時間程度)
多くの場合、短時間で割り当てはリセットされます。 - 表示期間を短くする・不要なセグメントやフィルタを外す
データ取得量を減らすことで、上限に達しにくくなります。 - アクセスを集中させない
関係者が同時に開かないようタイミングをずらすと効果的です。 - レポートのグラフや表を絞る・ページ数を減らす
API呼び出し回数が少ないほど安定します。
この「割り当て上限」はGA4の仕様であり、Looker Studio側では制御できません。上限を根本的に引き上げることはできないため、使い方を工夫して上限を回避するのが現実的な対処法です。
Q. データが表示されません。なぜですか?
A. GA4データソースが正しく接続されていない可能性があります。
以下の点をチェックしてみましょう:
- コピーしたテンプレートのデータを自分のデータソースに差し替えたか?
- 選択したGA4プロパティは正常にデータを収集できているか?
- そもそも選択期間がデータがない期間になっていないか?
Q. ユーザー属性(年齢・性別など)のデータが表示されません
A. 「Googleシグナル」が有効になっていない可能性があります。
GA4でユーザー属性データを取得するには、Googleシグナルを有効にする必要があります。これは、Googleが収集した匿名データを使って、年齢や性別などを分析可能にする機能です。
▶ 対処法
- GA4管理画面で「管理」>「データの収集と修正」>「Googleシグナルのデータ収集」から、Googleシグナルを有効化しましょう
※有効にしても、すぐにデータが反映されるわけではなく、数日かかることがあります
Q. 無料版のままでも大丈夫?
A. はい、基本的なレポート作成には無料版で十分です。
有料のLooker Studio Proは、高度なアクセス制御など大企業向けの機能が中心です。
個人や中小企業の方であれば、無料版で困ることはほとんどありません。
GA4・Looker Studioで困ったときのヘルプページとサポート情報
Looker Studioはシンプルで使いやすい反面、「もっと活用したい」「エラーの原因がわからない」といった悩みに直面することもあります。
そんなときは、公式ヘルプやコミュニティを活用することで、効率よくスキルアップできます。
ここでは、初心者の方でも安心して使えるヘルプページやコミュニティをわかりやすくご紹介します。
公式ヘルプと学習リソース
GA4とLooker Studioには、Googleが提供する公式ヘルプやチュートリアルが用意されています。
基本操作から応用的な使い方まで、段階的に学べるので、初心者の方にもおすすめです。
▶ 代表的なリソース:
- Googleアナリティクスヘルプセンター:使い方を公式マニュアルで確認できます
- Looker Studioヘルプセンター:使い方を公式マニュアルで確認できます
- Looker Studioトラブルシューティング:トラブルシューティングのガイドです
- Looker Studioリリースノート:新機能の追加や仕様変更など、最新情報をチェックできます
システムステータス
「データが急に表示されなくなった」といったトラブルは、必ずしも自分の設定ミスとは限りません。GA4やLooker Studio側の障害やメンテナンスが原因の場合もあります。そのようなときは、Google社のステータスダッシュボードでシステムの稼働状況を確認してみましょう。
- Googleアナリティクスステータスダッシュボード:Googleアナリティクスの障害情報やメンテナンス情報が確認できます
- Looker Studioステータスダッシュボード:Looker Studioの障害情報やメンテナンス情報が確認できます
特に、複数のレポートで同じような表示不具合が出た場合は、システム側の問題である可能性が高いため、まずここをチェックすると安心です。
コミュニティとSNS
Looker Studioの使い方やトラブル対応について、他のユーザーと情報交換したい場合は、コミュニティやSNSがとても役立ちます。
▶ 代表的な場所:
- Googleアナリティクスのヘルプコミュニティ:質問投稿に対して、他ユーザーやGoogle社員からの回答が得られることもあります
- Looker Studioコミュニティ:質問投稿に対して、他ユーザーやGoogle社員からの回答が得られることもあります
- Looker Studio日本人コミュニティ:日本語での質問・回答がやりとりでき、初心者にも安心です
- X(旧Twitter)で「Looker Studio」で検索: テンプレート共有や便利なTipsを発信しているユーザーが多数います
- note・Qiitaなどの技術記事:実際の使い方やトラブル対応の記録など、初心者にもわかりやすく書かれた日本語記事が多くあります
まとめ:GA4×Looker Studioでレポート作成をもっと簡単に
Googleアナリティクス4(GA4)のデータをそのまま見るだけでは、分析や報告が難しいと感じることも多いはず。
でも、Looker Studioとテンプレートを活用すれば、初心者でも「見やすく、伝わる」レポートを簡単に作成できます。
この記事では、GA4とLooker Studioを連携するメリットから、テンプレートの選び方・使い方、そして見せ方の工夫までご紹介しました。
GA4 × Looker Studio 活用のポイント
改めて、今回ご紹介した内容を振り返ってみましょう。
- GA4はアクセス解析ツール。ユーザーの動きやサイトの成果を数値で記録
- Looker Studioはデータ可視化ツール。GA4のデータをグラフや表で見やすく整える
- テンプレートを使えば初心者でも簡単にプロ品質のレポートが作成可能
- 無料テンプレートで手軽にスタート、有料テンプレートでさらに効率化・高品質化
- デザインや構成を工夫すれば、上司・クライアントにも伝わるレポートに仕上がる
GA4レポートの「見える化」と「自動化」で業務効率UP!
GA4とLooker Studioの連携は、ただのデータ集計ではなく、マーケティング業務の“効率化”と“伝える力の強化”につながる大きな一歩です。
「数字が伝わるレポートを短時間で作りたい」
「属人化せずにチームで共有できる形にしたい」
そんな方こそ、テンプレートを活用して、GA4レポート作成をもっとラクに・もっと分かりやすくしてみてはいかがでしょうか?
導入社数3,000社突破!
Looker StudioでGA4レポートを自動化するならインハウスプラス
圧倒的なボリュームでさまざまなGA4のレポート作成ニーズに対応。GA4に加えて、サーチコンソールやGoogle広告のテンプレートも利用できます。
一度の購入でサイト数無制限でレポートが作成でき、レポートもコピーするだけ数分で完成、カスタマイズも自由自在です。またGA4の専門家の小川卓さんに顧問として参画いただき、GA4の仕様変更があった際はテンプレートを随時アップデートしているので、ずっと安心してご利用いただけます。
GA4レポートテンプレート
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Looker Studioを使ったカスタマイズ開発もお任せください
インハウスプラスでは、テンプレートの提供に加えて、各企業様のニーズに合わせて要件定義からシステム実装までを手掛けるカスタマイズ開発を多数行っております。一般的なレポートツールでは対応できない要件のものも、高機能かつ無料のLooker Studioをフル活用することで、既存のシステム開発会社やBI開発会社よりも圧倒的にリーズナブルな料金で対応可能です。まずはお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。
さまざまなデータソースに対応
- GA4
- サーチコンソール
- Web広告(33種類以上に対応)
- InstagramやFacebookインサイトなどのソーシャルメディア
- Googleビジネスプロフィール(MEO)
- SalesforceなどのSFAやCRMツール
- ECカートシステム
- その他基幹データなど多数
多くの開発実績があります
- Webメディア運営企業様向けWeb記事の売上貢献度を可視化するコンテンツ管理ダッシュボード
- 事業会社向け自社モバイルアプリの経営・ビジネス管理ダッシュボード
- BtoB企業向けWeb広告とSalesforceを統合したマーケティングROI管理ダッシュボード(チャネル別のリード獲得単価、商談単価、受注単価、ROASをリアルタイムで可視化)
- 広告代理店向けWeb広告のクライアント報告用自社オリジナルレポート
- 単品通販企業向けWeb広告とカートシステムを統合したマーケティングROI管理ダッシュボード(チャネル別のLTVやROASを可視化)
など多数
DeNAのデジタルマーケティング責任者として年間450億円を超えるECプラットフォームのマーケティングを担当。2014年に独立し、上場企業から資金調達後のスタートアップまでさまざまな企業のデジタルマーケティングのプロジェクトに関わり見識を広げた後、2018年3月に株式会社CALLOSUMを創業。