GA4の使い方を初心者向けにわかりやすく解説!画面の見方から分析まで
GA4(Googleアナリティクス4)とは、Webサイトやアプリのアクセス状況を無料で計測・分析できるGoogleの公式アクセス解析ツールです。「誰が・どこから来て・何を見て・成果につながったか」を、この画面ひとつで確認できます。
とはいえ、いざGA4を開くと「メニューが多くて、どこを見ればいいのかわからない」と感じる方がほとんどではないでしょうか。実はそれはあなたのせいではありません。GA4の画面は「知りたいこと(目的)から探す」構造になっていないため、見る場所を先に決めていないと必ず迷う設計なのです。裏を返せば、見る場所さえ決めてしまえば、GA4で迷子になることはなくなります。
この記事では、画面の見方(5つのメニュー)、よく見る数値の確認手順、毎日・週次・月次の分析ルーチン、レポート作成の効率化まで、GA4を実務で使う流れを初心者向けにわかりやすく解説します。知りたいことから開く場所を探せる「逆引き早見表」も用意しました。
この記事でわかること
- GA4の画面構成(5つのメニュー)と、日常的に使うのは2つだけという事実
- PV・セッション・流入元・コンバージョンなど、よく見る数値の確認手順
- 毎日1分・週次10分・月次30分の分析ルーチン(当サイトの実運用フロー)
- レポート作成・共有を効率化するLooker Studio連携とテンプレート活用
\ 導入社数 3,000社 突破! /
GA4レポートをLooker Studioでかんたん自動化
難しいGA4をわかりやすく整理したテンプレートを豊富にご用意。
買い切りで一度購入すればサイト数無制限でレポート作成、カスタマイズも自由自在です。
GA4(Googleアナリティクス4)とは?できることを簡単に解説
結論
GA4は、Webサイト・アプリのアクセス状況を無料で計測できるGoogleの公式アクセス解析ツールです。「誰が・どこから来て・何を見て・成果につながったか」をユーザー行動ベースで分析できます。
GA4(Googleアナリティクス4)は、Googleが提供する最新世代のアクセス解析ツールです。サイトに計測タグを設置しておくと、訪問したユーザーの行動が自動で記録され、管理画面からいつでも確認できます。標準の分析機能・レポート・探索はすべて無料で、一般的な企業サイトの分析には無料版で十分です(有料版のGA4 360は大規模サイト向け)。
なお、2023年に計測を終了した旧版のユニバーサルアナリティクス(UA)を使ったことがある方は、「セッション(訪問)単位」から「イベント(行動)単位」へ計測の考え方が変わった点だけ押さえておけば大丈夫です。これからGA4を学ぶ方は、UAとの違いを意識する必要はありません。本記事もUAの知識ゼロを前提に解説します。
GA4でできること(集客・行動・成果の3視点)
GA4でできることは、大きく3つの視点に整理できます。
- 集客分析:ユーザーがどこから来たかがわかる(検索・SNS・広告・他サイトからのリンクなど)
- 行動分析:サイト内でどのページが見られ、どう回遊したかがわかる
- 成果測定:問い合わせ・資料請求・購入などの成果(キーイベント)がどれだけ発生したかがわかる
つまり「集客→行動→成果」というユーザーの一連の流れを、数字で追いかけられるのがGA4です。当サイト(インハウスプラス)でも、この3視点でGA4のデータを毎週確認し、記事の改善に役立てています。具体的な確認手順は、この後の「GA4の基本的な使い方|標準レポートでよく見る数値の確認方法」で順番に解説します。
導入・初期設定がまだの方へ
本記事は、GA4の導入(計測タグの設置)が済んでいる前提で「見方・使い方」を解説します。アカウントの作成やタグの設置、計測開始までの初期設定がまだの方は、先に「GA4の初期設定の手順」を済ませてから読み進めてください。
GA4の画面の見方|まず覚える5つのメニュー
結論
GA4の画面は「ホーム・レポート・探索・広告・管理」の5つのメニューで構成されます。日常的に使うのは「レポート」(決まった数値の確認)と「探索」(自由な深掘り分析)の2つだけです。
GA4にログインすると、画面の左側に5つのメニューが並んでいます。まずはこの5つの役割をざっくり把握しましょう。全部を使いこなす必要はありません。

ホーム/レポート/探索/広告/管理の役割
| メニュー | 役割 | 使う頻度の目安 |
|---|---|---|
| ホーム | 主要指標のサマリーと直近のトレンドを表示 | 毎日(ざっと見る) |
| レポート | 決まった形式で数値を確認する「標準レポート」 | 毎日〜週次 |
| 探索 | 条件を自由に組み合わせて深掘り分析する | 月次・課題の調査時 |
| 広告 | 広告経由の成果や貢献度(アトリビューション)を確認 | 広告運用時のみ |
| 管理 | プロパティ設定・イベント管理など設定全般 | 初期設定・変更時のみ |
メニューの名称や並びはGA4のアップデートで変わることがあります(本記事のスクリーンショットは2026年時点の最新UIです)。
日常的に使うのは「レポート」と「探索」の2つ
5つのうち、分析のために日常的に開くのは「レポート」と「探索」の2つだけです。役割の違いは次のとおりです。
- レポート:Googleがあらかじめ用意した定型レポートで、決まった数値を定点観測する場所。日々の確認はここで完結する
- 探索:ディメンション(切り口)と指標を自由に組み合わせて、標準レポートにない分析を行う場所。慣れてきたら使う
「レポート」を開くと最初に「レポートのスナップショット」というサマリー画面が表示され、左側には「ライフサイクル(集客・エンゲージメント・収益化・維持率)」と「ユーザー(ユーザー属性・テクノロジー)」という階層が並びます。この階層構造は次の逆引き早見表と、よく見る数値の確認手順で繰り返し登場するので、位置だけ覚えておけば十分です。

【逆引き早見表】知りたいことから探すGA4の使い方
結論
GA4で迷ったら「知りたいこと→開く場所」の対応で覚えるのが近道です。よく使う12項目の早見表を用意しました。この表をブックマークしておけば、画面の中を探し回る必要はなくなります。
GA4のメニューは「集客」「エンゲージメント」といった分類で並んでいますが、実務で発生する疑問は「PVはどこで見る?」「流入元はどこ?」という形をしています。そこで、知りたいことから開く場所を引ける逆引き早見表を作りました。
| 知りたいこと | 開く場所(メニュー > レポート名) | 詳しい解説 |
|---|---|---|
| ページビュー数(PV) | レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン | GA4のPV数の見方 |
| ユーザー数 | レポート > 集客 > ユーザー獲得 | GA4のセッションの定義 |
| セッション数(チャネル別) | レポート > 集客 > トラフィック獲得 | 流入元(チャネル)を見る(本記事内) |
| 流入元(検索・SNS・広告の内訳) | レポート > 集客 > トラフィック獲得 | 流入元(チャネル)を見る(本記事内) |
| 人気ページ(よく見られているページ) | レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン | ランディングページ・人気ページを見る(本記事内) |
| ユーザーが最初に見たページ(入口) | レポート > エンゲージメント > ランディングページ | GA4のランディングページ分析 |
| コンバージョン(成果)の件数 | レポート > エンゲージメント > イベント(セカンダリディメンションで「キーイベント」を追加) | GA4のコンバージョン設定 |
| ユーザーの年齢・性別・地域 | レポート > ユーザー > ユーザー属性 | GA4のユーザー属性レポート |
| スマホ・PCの割合 | レポート > ユーザー > テクノロジー | ユーザー属性・デバイスを見る(本記事内) |
| 今この瞬間のアクセス状況 | レポート > リアルタイム | 毎日見る指標(1分)(本記事内) |
| 直帰率・エンゲージメント率 | レポートのカスタマイズ、または探索 | GA4の直帰率の見方 |
| 離脱率・離脱の多いページ | 探索 > 自由形式(離脱数から算出) | GA4の離脱率の出し方 |
| ユーザーがたどったページの順番 | 探索 > 経路データ探索 | GA4の探索レポートの使い方 |
| データの保存期間の設定 | 管理 > データの保持 | GA4のデータ保持期間の変更 |
まずは自分の業務でよく聞かれる項目(多くの場合はPV・流入元・コンバージョンの3つ)だけ覚えれば十分です。残りは必要になったときにこの表へ戻ってきてください。
GA4の基本的な使い方|標準レポートでよく見る数値の確認方法
結論
日常の数値確認は標準レポートで完結します。よく見る6つの数値(PV・セッション/ユーザー・流入元・ランディングページ・デバイス/属性・キーイベント)の確認手順を順番に解説します。
ここからは、実務で確認頻度の高い6つの数値について、開く場所と画面の読み方を解説します。すべて「レポート」メニュー(標準レポート)の中で完結します。標準レポート全体の構成を体系的に知りたい方は「GA4の標準レポートの見方」もあわせてご覧ください。
ページビュー数(PV)を見る
ページビュー数(PV)は、レポート > エンゲージメント > ページとスクリーンで確認します。GA4ではPVを「表示回数」という指標名で表します。

表の「表示回数」列がページ別のPVです。初期表示は「ページタイトルとスクリーンクラス」別ですが、表の左上のプルダウンで「ページパスとスクリーンクラス」に切り替えると、URL単位で集計できます。タイトルを途中で変更したページはURL単位のほうが正確に追えるため、当サイトではページパス表示を基本にしています。
サイト全体のPVや期間比較など、PVの見方をさらに詳しく知りたい方は「GA4のPV数の見方」をご覧ください。
セッション数・ユーザー数を見る
ユーザー数は、レポート > 集客 > ユーザー獲得で確認します。なお、このレポートのデフォルト表示にセッション数は含まれないため、セッション数(訪問回数)は次の「流入元(チャネル)を見る」で紹介するトラフィック獲得レポートで、チャネル別の数値として確認するのが確実です。

読み方のポイントは2つです。
- セッション:ユーザーがサイトを訪れてから離脱するまでの一連の行動のまとまり。操作が30分間途切れると1回のセッションが終了する
- ユーザー:GA4のレポートで単に「ユーザー」と表示される数値は「アクティブユーザー」(サイトに実際に関与したユーザー)を指す
「1人のユーザーが朝と夜に1回ずつ訪問したら、ユーザー1・セッション2」という関係です。セッションの定義や数え方の詳細は「GA4のセッションの定義」で解説しています。
流入元(チャネル)を見る
ユーザーがどこから来たか(流入元)は、レポート > 集客 > トラフィック獲得で確認します。流入元は「デフォルトチャネルグループ」という分類で表示されます。

はじめて見ると英語の分類名に戸惑いますが、よく出る7つだけ覚えれば読めるようになります。
| チャネル名 | 意味 |
|---|---|
| Organic Search | Google・Yahoo!などの検索エンジンからの流入(自然検索) |
| Paid Search | 検索連動型広告(リスティング広告)からの流入 |
| Direct | URLの直接入力・ブックマークなど、参照元が特定できない流入 |
| Referral | 他のWebサイトに貼られたリンクからの流入 |
| Organic Social | X・InstagramなどSNSからの流入(広告以外) |
| メールマガジンなどメール内リンクからの流入 | |
| Unassigned | どのチャネルにも分類できなかった流入 |
なお、似た名前の「ユーザー獲得」レポートは、ユーザーが「初めてサイトに来たとき」の流入元(ディメンション名は「ユーザーの最初のメインのチャネルグループ」)を集計するレポートです。今週の流入の内訳を知りたいなら「トラフィック獲得」(セッション単位)、新規ユーザーの獲得経路を知りたいなら「ユーザー獲得」と使い分けます。
ランディングページ・人気ページを見る
ユーザーが最初に訪れたページ(入口ページ)は、レポート > エンゲージメント > ランディングページで確認します。

「よく見られているページ(人気ページ)」はページとスクリーン、「入口になっているページ」はランディングページ、と役割が分かれています。SEOやWeb広告の成果を測るときは、入口ページ単位でセッションやキーイベントを見られるランディングページレポートが特に役立ちます。活用方法は「GA4のランディングページ分析」で詳しく解説しています。
ユーザー属性・デバイスを見る
訪問ユーザーの属性は、レポート > ユーザー > ユーザー属性で、国・地域・年齢・性別などを確認できます(年齢・性別はGoogleシグナルの設定が必要で、データ量が少ないと表示されない場合があります)。スマホ・PCの割合は、レポート > ユーザー > テクノロジーで確認します。

デバイス比率は、サイト改善の優先順位に直結します。たとえばmobileが7割を占めるサイトなら、スマホ表示の改善が先決です。属性レポートの読み方は「GA4のユーザー属性レポート」をご覧ください。
コンバージョン(キーイベント)を見る
問い合わせ・資料請求・購入などの成果は、レポート > エンゲージメント > イベントで確認します。GA4では成果として数える行動を「キーイベント」と呼びます(以前は「コンバージョン」と呼ばれていた機能です)。メニューに「キーイベント」という項目はないため、イベントレポートの表にセカンダリディメンションとして「キーイベント」を追加すると、どのイベントが成果として集計されているかを一覧で確認できます。

キーイベントの列がすべて空の場合は、キーイベントがまだ設定されていません。設定方法は「GA4のコンバージョン設定」の手順に沿えば、管理画面のスイッチ操作だけで完了します。
一歩進んだ使い方|探索レポートで自由に分析する
結論
標準レポートにない切り口で分析したいときは「探索」を使います。空白から作らず、テンプレート(自由形式・ファネル・経路)から始めるのが挫折しないコツです。
標準レポートに慣れてくると、「記事別に検索流入だけを集計したい」「申し込みフォームのどこで離脱しているか知りたい」といった、定型レポートでは答えられない疑問が出てきます。そこで使うのが「探索」です。
探索を開くとテンプレートギャラリーが表示されます。ゼロから作るのは難易度が高いため、必ずテンプレートから始めましょう。

代表的な3つの形式は、次のように使い分けます。
| 形式 | できること | 使いどころの例 |
|---|---|---|
| 自由形式 | 切り口(ディメンション)と指標を自由に組み合わせたクロス集計表 | 記事別×チャネル別のセッション集計 |
| ファネルデータ探索 | 複数ステップの通過率・離脱率を可視化 | フォームの入力→確認→完了の離脱分析 |
| 経路データ探索 | ユーザーが実際にたどったページ遷移をツリー表示 | トップページの次にどこへ行くかの分析 |
なお「このページの前にどこを見ていたか(前のページ)」を知りたい場合も、経路データ探索で終点を基準に逆方向へたどると確認できます。標準レポートには「前のページ」に当たる項目がないため、これは探索ならではの使い方です。
探索の画面構成や各形式の具体的な作成手順は、「GA4の探索レポートの使い方」でスクリーンショット付きで解説しています。
分析の精度を上げる設定|イベント・キーイベント(CV)
結論
GA4の分析価値は「何を成果(キーイベント)として計測するか」で決まります。問い合わせ完了・資料ダウンロードなど、ビジネスの成果をイベントとして設定しましょう。
ここまでは「見る」使い方を解説してきましたが、GA4を本当に役立てるには「成果を測れる状態」にする設定が欠かせません。押さえるべき概念は2つだけです。
- イベント:ページ表示・クリック・スクロールなど、ユーザーの行動1つひとつの記録。GA4の計測の基本単位
- キーイベント:イベントのうち「これはビジネスの成果だ」と自分で指定したもの。問い合わせ完了・資料ダウンロード・購入などが該当する
つまり「イベントとして計測→重要なものをキーイベントに昇格」という2段階です。昇格の操作は、管理画面でイベント名の横のスイッチを切り替えるだけで完了します。

イベントや設定メニューの入口は「管理」画面にまとまっています。

具体的な設定手順は目的別に次の記事で解説しています。
- クリックや資料ダウンロードを計測したい方は「GA4のイベント設定の手順」
- 問い合わせ完了などを成果として集計したい方は「キーイベント(コンバージョン)の設定方法」
あわせて、探索で参照できるデータの保存期間は初期設定で2ヶ月に制限されているため、導入したら早めに14ヶ月へ変更しておきましょう。手順は「GA4のデータ保持期間の変更」で解説しています。
GA4の分析ルーチン|毎日・週次・月次で見るべき指標
結論
GA4は「毎日1分・週次10分・月次30分」の3段構えで見るのがおすすめです。毎日はリアルタイム+前日比、週次は流入元と人気ページ、月次はコンバージョンと改善アクションを確認します。
GA4で挫折する典型パターンは、「時間があるときにじっくり見よう」として結局開かなくなることです。おすすめは、見る頻度と項目をあらかじめ決めてルーチン化してしまうことです。当サイト(インハウスプラス)でも、GA4とサーチコンソールを組み合わせた週次・月次のルーチンでコンテンツ改善を回しており、その実運用に沿った型を紹介します。
毎日見る指標(1分)
毎日の確認は「異常がないか」のチェックだけで十分です。
- リアルタイム(レポート > リアルタイム):過去30分のアクセスが動いているか。ゼロが続く場合は計測タグの停止を疑う
- ホーム画面の前日比:ユーザー数が極端に増減していないか。急増はSNSでの言及やメディア掲載、急落は計測トラブルのサイン

週次で見る指標(10分)
週次では「流入の変化」を確認します。当サイトの実際のフローは次のとおりです。
- トラフィック獲得:チャネル別セッションを前週と比較し、検索流入(Organic Search)の増減を確認する
- ページとスクリーン:表示回数の多いページの順位変動を見て、伸びた記事・落ちた記事を特定する
- サーチコンソール併用:検索順位・表示回数・クリック率はサーチコンソールで確認する(GA4は「来たあと」、サーチコンソールは「来る前」のデータという分担)
週次でここまで見ておくと、月次の報告で慌てて数字をかき集める必要がなくなります。
月次で見る指標(30分)
月次は「成果と改善」に踏み込みます。
- キーイベント:成果の件数を前月・前年同月と比較する
- ランディングページ別のキーイベント:どの入口ページが成果につながったかを確認する
- チャネル別のキーイベント:検索・広告・SNSのどこが成果に効いたかを確認する
- 改善アクションの決定:成果に近いのに流入が少ないページ(またはその逆)を、翌月の改善対象として1〜3個決める
当サイトでは、この月次確認で「コンバージョンに貢献しているのに検索順位が低い記事」を見つけ、改善(リライト)の優先順位を決めています。数字を見るだけで終わらせず、翌月のアクションを1つ決めて締めるのがポイントです。
なお、重点的に見る指標はサイトのタイプによって変わります。
| サイトタイプ | 月次で重点的に見る指標 |
|---|---|
| ECサイト | 購入数・収益・カート追加からの完了率 |
| BtoBサイト | 問い合わせ・資料ダウンロードのキーイベント、入口ページ別の成果 |
| メディア・ブログ | PV・エンゲージメント時間・検索流入の増減 |
GA4がわかりにくい・難しいと感じる3つの理由と解決策
結論
GA4が難しいのは「①用語が独特 ②目的から探しにくい画面構造 ③毎回の確認・報告に手間がかかる」の3つが理由です。それぞれ「用語の対応表」「逆引き表」「ダッシュボード化」で解決できます。
「GA4はわかりにくい」と感じるのは、あなただけではありません。実際、当サイトにも「ga4 わかりにくい」という検索でたどり着く方が毎月一定数います。つまずきの原因は、突き詰めると3つに整理できます。
1つ目の理由は、用語が独特で直感的に読めないことです。「セッション」「エンゲージメント」「キーイベント」など、日常語とかけ離れた用語が最初の壁になります。解決策は、全部覚えようとせず、よく出る用語だけ日本語に置き換えて理解することです。
| GA4の用語 | ざっくり言い換え |
|---|---|
| セッション | サイトへの訪問1回 |
| アクティブユーザー | 実際にサイトを見た人の数 |
| 表示回数 | ページが見られた回数(PV) |
| エンゲージメント | ページをしっかり見た・操作した反応 |
| キーイベント | 成果として数える行動(旧コンバージョン) |
| デフォルトチャネルグループ | 流入元の分類(検索・SNS・広告など) |
2つ目の理由は、画面が「目的から探す」構造になっていないことです。GA4のメニューは計測の分類(集客・エンゲージメントなど)で並んでおり、「PVを見たい」という目的からは直感的にたどり着けません。解決策は、本記事の「【逆引き早見表】知りたいことから探すGA4の使い方」をブックマークして、目的→場所の対応で覚えてしまうことです。
3つ目の理由は、毎回の確認・報告に手間がかかることです。見る場所を覚えても、毎回複数のレポートを開いて数字を転記するのは大変です。月次報告のたびにスクリーンショットを貼り合わせているなら、主要指標を1枚にまとめたダッシュボードを一度作って、確認も報告もそれを開くだけにするのが根本的な解決策です。具体的な方法は次の「GA4のレポート作成・共有を効率化するならLooker Studio連携」で解説します。
毎回GA4の画面を探し回るのをやめませんか?
インハウスプラスのGA4レポートテンプレートなら、この記事で解説した主要指標(PV・セッション・流入元・人気ページ・コンバージョン)を1枚のダッシュボードに集約。コピーして接続するだけで数分で導入でき、専門知識は不要です。毎日の確認も月次報告も、開くだけで完了します。
GA4レポートテンプレートの詳細を見るGA4のレポート作成・共有を効率化するならLooker Studio連携
結論
GA4の数値を関係者に共有するなら、無料BIツール「データポータル(旧Looker Studio)」との連携が最適です。テンプレートを使えば、GA4の主要指標を網羅したレポートが数分で完成します。
GA4の画面は分析には十分ですが、上司やクライアントへの共有には不向きです。閲覧権限の付与が必要で、見る側にもGA4の知識が求められるためです。そこで実務の定番になっているのが、Googleの無料BIツール「Looker Studio」との連携です。なお、Looker Studioは2026年4月に日本国内の正式名称が「データポータル」へ戻りました。本記事では以降、本文では「データポータル(旧Looker Studio)」と表記します。
Looker Studio連携でできること
データポータル(旧Looker Studio)はGA4と公式コネクタで接続でき、次のことが無料で実現します。
- レポートの自動更新:一度作れば数値が自動で最新化され、毎月の作り直しが不要になる
- URLだけで共有:GA4の権限がない上司・クライアントにも、URLを送るだけでレポートを見てもらえる
- 見た目の自由な整形:グラフ・表・色を整え、そのまま報告資料として使える品質にできる
- 複数データの統合:サーチコンソールなど他のデータソースと並べて1枚のレポートにできる
接続手順は「GA4とLooker Studioを連携する方法」、レポートの設計手順は「GA4のレポートの作り方」で詳しく解説しています。ツール自体の操作を基礎から学びたい方は「Looker Studioの使い方」をご覧ください。
テンプレートなら数分で月次レポートが完成
データポータル(旧Looker Studio)のレポートをゼロから設計するには、それなりの学習時間がかかります。すぐに実務で使いたい方には、完成済みのテンプレートをコピーして使う方法が近道です。
実際に、当社のGA4レポートテンプレートの月次サマリーページがこちらです。この記事の「GA4の基本的な使い方|標準レポートでよく見る数値の確認方法」で解説した主要指標が、1枚のダッシュボードに集約されています。

インハウスプラスのテンプレートは、「誰が見ても、ひと目で伝わる」レポート設計を軸に、20種類1,000ページ超のラインナップを提供しています。導入実績は3,000社以上、WebアナリストのHappy Analytics小川卓氏が顧問として参画し、実務で本当に必要な指標構成に磨き込まれています。買い切り型でサイト数無制限のため、月額費用なしで複数サイトに使い回せます。
[4007] GA4レポートテンプレート(横型)
コピーするだけで、本格的なGA4レポートが数分で完成。集客から成果まで99ページの万能型でカバーし、月次報告にも毎日のモニタリングにも使えます。買い切り・サイト数無制限・商用OK。
GA4の使い方に関するよくある質問(FAQ)
GA4は無料で使えますか?
無料で利用できます。標準の分析機能・レポート・探索はすべて無料版の範囲で、一般的な企業サイトの分析には十分です。有料版のGA4 360は、大量のデータを扱う大規模サイト向けです。
GA4の使い方を覚えるのにどのくらい時間がかかりますか?
日常の数値確認だけなら、本記事の「【逆引き早見表】知りたいことから探すGA4の使い方」を使えば当日から始められます。標準レポートをひと通り読めるようになるまでは1〜2週間、探索を含めた分析まで使いこなすには1〜3ヶ月が目安です。
GA4でまず見るべきポイントはどこですか?
最初は「レポート > 集客」(どこから人が来たか)と「レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン」(何が見られたか)の2つで十分です。この2つに慣れたら、成果を測るキーイベントの確認を加えましょう。
GA4は難しいと言われるのはなぜですか?
旧版のユニバーサルアナリティクスから用語と計測の考え方が変わったうえ、画面が「目的から探す」構造になっていないためです。見る場所を先に決めてしまう(逆引きで覚える)ことで、難しさの大半は解消できます。
業種によって見るべき指標は変わりますか?
変わります。ECサイトなら購入・収益系、BtoBサイトなら問い合わせ・資料ダウンロード、メディアならPVとエンゲージメント時間が中心です。詳しくは本記事の「GA4の分析ルーチン|毎日・週次・月次で見るべき指標」で、サイトタイプ別の重点指標を紹介しています。
まとめ|GA4の使い方は「見る場所を決める」ことから
GA4の使い方の要点を振り返ります。
- 画面は5メニュー、使うのは2つ:日常の確認は「レポート」、深掘りは「探索」だけで実務は回る
- 迷ったら逆引き:「知りたいこと→開く場所」の対応で覚える。メニューの分類を暗記する必要はない
- 頻度を決めてルーチン化:毎日1分(異常チェック)・週次10分(流入と人気ページ)・月次30分(成果と改善)が上達の近道
今日からの次のアクションは3つです。
- 逆引き早見表をブックマークする:本記事の「【逆引き早見表】知りたいことから探すGA4の使い方」を開けば、見る場所には迷わなくなります
- キーイベントを設定する:成果を測れる状態にして、はじめてGA4は「報告に使える」ツールになります
- 月次報告をダッシュボード化する:主要指標を1枚に集約すれば、毎月の確認・報告は開くだけで完了します
レポートのダッシュボード化には、完成済みのテンプレートを使うのが最短です。用途別のラインナップは「GA4レポートテンプレート一覧」からご覧いただけます。
導入3,000社超・小川卓氏が顧問として参画
インハウスプラスのGA4レポートテンプレートは、買い切り&サイト数無制限・商用OK。単品は22,550円(税込)から、コンプリートプラン49,800円(税込)なら20種類のテンプレートが使い放題です。専門知識不要・数分で導入でき、毎月のレポート作成が「開くだけ」に変わります。まずは実物のデモレポートをご確認ください。
GA4レポートテンプレート(横型)の詳細・デモを見るDeNAのデジタルマーケティング責任者として年間450億円を超えるECプラットフォームのマーケティングを担当。2014年に独立し、上場企業から資金調達後のスタートアップまでさまざまな企業のデジタルマーケティングのプロジェクトに関わり見識を広げた後、2018年3月に株式会社CALLOSUMを創業。
