GA4のランディングページ分析方法とデータポータルでのレポート作成方法
この記事ではGA4でランディングページ分析をする方法について解説します。「GA4 ランディングページ」と検索して出てくる記事の中には、GA4はランディングページのディメンションが使えないといった古い情報が掲載されていますが、現在GA4にはランディングページのディメンションが追加されています(2022年6月現在)。
Contents
GA4の標準レポート画面でチャネル×ランディングページ分析をする方法
標準レポートの方では、チャネル×ランディングページの分析ができます。ランディングページ単体の分析は探索レポートでランディングページ分析をする方法を参照ください。
集客レポートを開く
まずはじめにGA4の管理画面からレポート>集客>トラフィック獲得を選択し、この画面を開きます。

セカンダリディメンションにランディングページを追加する
セッションのデフォルトチャネルグループの横の「+」を選択し、ページ/スクリーン>ランディングページを選択します。

チャネル×ランディングページのパフォーマンスが表示される
これでチャネル×ランディングページごとのユーザー数やコンバージョン数が集計できるようになりました。なお、「セッションのデフォルトチャネルグループ」はドリルダウンできるので、参照元やメディアなどに切り替えることもできます。

探索レポートでランディングページ分析をする方法
つぎにより自由度の高い探索レポートでランディングページ分析をする方法を解説します。
探索レポートを開く
まずはじめにGA4の管理画面から探索>空白を選択します。

レポートに表示する項目を設定する
探索レポートは変数の列でレポートに表示する項目を追加、その追加した項目がレポートの項目として利用できる仕様になっているので、まずはレポートに表示する項目を追加しましょう。

今回は例として以下を設定します。キャプチャがディメンションに「ランディングページ」を追加する手順なので、同じ方法で指標も追加しておきましょう。
- ディメンション:ランディングページ
- 指標:ユーザーの合計数、セッション、コンバージョン

この画面のように必要な項目が表示されたら準備完了です。

レポートのタブの設定に項目を追加するとレポートが完成する
行にディメンションで設定した「ランディングページ」を設定し、値に指標で設定した「ユーザーの合計数」「セッション」「コンバージョン」を設定すると、キャプチャのようにランディングページごとのセッション数やコンバージョン数が分析できるようになりました。

Googleデータポータルでランディングページレポートを作成する方法
最後にGoogleデータポータルのランディングページレポート作成方法を解説します。現時点ではデータポータルにまだ「ランディングページ」のディメンションが追加されていないため、代替手段として「ページ」ディメンションとフィルタを使って実装するためにコンバージョン数が表示できない点に注意が必要です(2022年6月時点)。なお、今後「ランディングページ」ディメンションは高い確率で追加されると予想されるため、それまではこの方法で暫定対応するのがオススメです。
ディメンションにページ階層とページタイトル、指標にセッションとエンゲージメント率を選択する
項目は自由に追加削除可能です。なお、ページURLを表示する際は「ページ階層」ディメンションを利用しましょう。

フィルタでイベントがsession_startと等しいものに絞り込む
セッション開始イベントを意味する「session_start」で絞り込むと、セッションが開始したページ=ランディングページのアクセスレポートが完成します。

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DeNAのデジタルマーケティング責任者として年間450億円を超えるECプラットフォームのマーケティングを担当。2014年に独立し、上場企業から資金調達後のスタートアップまで様々な企業のデジタルマーケティングのプロジェクトに関わり見識を広げた後、2018年3月に株式会社CALLOSUMを創業。